気が早めだけど、過去最高のXperiaを決めよう。ソニーの神機⑦転生し生まれ変わった「Xperia1」

気が早めだけど、過去最高のXperiaを決めよう。ソニーの神機⑦転生し生まれ変わった「Xperia1」

1年経っても色あせない、という意味で久々にヒット。ソニーの神機「エクスペリア ワン」を紹介します。

他にないスリムデザイン

Xperia1はソニー発のAndroidスマホです。この記事を見て頂いてる皆さんからすれば分かりきった事かもしれませんが…!

発売は19年6月、ちょうど1年前にさかのぼります。

ひさびさに3キャリアそれぞれから発売され、キャリアごとにカラバリの数が微妙に異なるという不思議なスタートでした。SB4色、ドコモ2色、au4色。これまで最恵国待遇だったドコモが1番貧弱なラインナップだったのはスマホ業界の闇だと勝手に思っています。

久しぶりに紫色がラインナップされていたので、Xperiaファンの方は紫を指名買いした方もおおいのではないでしょうか。

一番の特徴はディスプレイの比率です。通常16~19:9の比率(アスペクト比)であることが多いのですが、ソニーは思い切って21:9の超縦長ディスプレイを採用しました。

その比率はほぼ「シネスコ」(シネマスコープ)と呼ばれる画面比率と同じで、ハリウッドなどの映画作品をスマホで黒帯無しで見られる比率なのでした。

ただの画面比率なのですが、シネスコ比率のディスプレイを導入したのはソニーが初めてだったこともあり、

賛否両論。

いやだってどう考えてもなげーじゃん。スマホというより笏じゃん。平安時代の。

そんな声が聞こえていましたし、私もそう思っておりました。

ソニーはこれを、「エッジ・センス」と呼ばれる側面をタッチすることで機能を呼び出せるというソフトウェアでカバー。多少は片手でも操作ができるよう、調整をしたのでした。

従来型のスマホを使っていると、やはり持ちにくさや操作のしずらさを感じやすい設計でした。しかし言い換えれば、ある意味でソニーらしい「攻めた」設計です。

自社の美的センスのためなら互換も遠慮なく切り捨て、既存のリピーターを自ら断ち切ってきました。そしてそれでもソニーを追っかける…そういった人々を、世の人はソニー信者というわけです。

別にスマホがソニーだとかPS VITAを買っただけでソニー信者にはならんのです。

21:9比率の世界初4KHDR対応有機ELディスプレイ。それまでの旧態依然としたXperiaが投げ売りされていたところに颯爽と登場した「1」は大きな衝撃を市場に生み出したのです。

ようやく複眼レンズ化

ソニーが頑張ったのはディスプレイ比率だけではありません。カメラもようやく、米中スマホのフラッグシップモデルに追いつこうとしていました。

というのも、それまでソニーはスマホのレンズをずっと単眼にこだわり続けていました。2017年にはすでに主流となっていた複眼、ソニーはXperia XZパフォーマンスという迷スマホでこっそり搭載したほか、ずっと単眼でした。

そのため広角やポートレートといった撮影には全く無縁でしたが、「1」では3眼レンズを搭載。

・F1.6 26mm 1/2.3型
・F2.4 52mm 1/2.3型
・F2.4 16mm 1/2.3型

の3つで、画素数は全て1220万画素。ここがソニーらしく、全てのレンズで画素数やセンサーを統一することでレンズによって写真映りが変わらないようにしています。

また、「瞳オートフォーカス」と呼ばれる、ソニーの一眼カメラで採用しているフォーカス方式を導入。人物や動物の撮影時に強みを発揮します。

あとシャッターボタンは健在です。

映画を4Kで楽しめるスマホ

こうしたディスプレイとカメラの融合によって、高度な次元で撮影から動画閲覧まで楽しめるスマホになったXperia1。

コモディティ化が激しく、一般人がiPhoneもGalaxyもファーウェイもシャープも見分けられないようになった昨今で、折りたたみもせず奇をてらわず、まあよくここまで尖ったスマホを生み出したなあと驚きました。

XZシリーズで盛大にずっこけ、Galaxyの後塵を拝してきたXperia。大赤字だしこのまま撤退だろうなあと思っていたところに起死回生の神スマホ。どうやらもうしばらく、ソニーのワクワクするスマホを楽しめるようです。

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