Galaxyって難しいんですよ。
なにがって、一番良いモデル選びです。
ご存知、Androidのトップブランドですが、どれも完成度が高いといえば高い、個性がないといえばない、そんな状況で果たしてワクワクするモデルはどれだったかなぁと振り返っても、これだ!という機種がみあたらないんです。
スペックという意味では常に他機種の少し上をいく出来で、
デザインではGalaxy S6以降、安定してかっこよい。
たまに「Active」とか「note」とか変化球も投げる。
死角がないといえばそれは大ウソになるのですが…
ここでは、出来の良かったGalaxyを何台かピックアップしてみます。
・Galaxy J
GALAXY J SC-02F、2013年10月31日発売
「頑張ったで賞」ポジションのギャラクシー。
発売当初の2014年、ギャラは国内で攻めあぐねていました。前年2013年夏にXperiaと同時に「ドコモのツートップ」キャンペーンでギャラクシーS4が積極的に宣伝されましたが、いまいち「売れた!」という感触のないまま月日が経とうとしていました。
そこで発売されたのがGalaxy Jでした。ドコモから発売されたこの機種は、「Galaxyを日本向けにチューニングした」とされたために「J」というシリーズ名が付けられました(シリーズ化はしなかったけど…)
たしかに、それまでのGalaxyのありがちだった「高級なゴキブリ」のようなデザインから一転、ビビッドなピンク、青、白のカラーに平べったいデザイン、前面はブラックながらホームボタンには本体カラーを採用して、アクセントにしています。
とはいえ14年でしたから、防水もなくバッテリーも交換式でした。「ローカライズがんばったなぁ!」と思えるのは、ストラップホールを付けたことくらいかと。
それでも当時では頑張った3GBメモリ、32GBストレージ。期待値の低い状態で発売されたこともあってか評判はよく、春には学生による指名買いなんかもちょくちょくあった機種でした。
・Galaxy tab 8
GALAXY Tab S 8.4 SC-03G、2014年12月12日発売
ドコモから出た8インチ泥タブでは第二世代アクオスパッドに次ぐ完成度。
文字通りギャラクシーのタブレットです。タブレットが出始めの頃はちょくちょく出ていたギャラクシータブですが、この時期になっての発売は珍しいという印象。
面白いのは、Bluetooth接続のキーボードが標準で搭載されていたこと。Officeの互換ソフトをダウンロードすればパソコンっぽく使えます。iPad Pro以上、surface未満と言った使い心地で、意外とミセス層が勝手に良いわねと言って買っていったタブレットです。
当時の自分はタブレットの営業に苦戦していたので「なんで買おうと思ったんですか?」とド直球に聞いてしまったんですが、皆さんブログとかSNSで便利そうね、とのこと。たしかにスマホは便利だけど、慣れないと文字入力は大変なのかもしれません。勉強になった。
いまは時代が時代だから、Bluetoothでゲームコントローラーが繋がると面白いかも知れん(通信とか遅延とかありそうですが)
・Galaxy note8
Galaxy Note8 SCV37、 SC-01K どちらも2017年10月26日発売
先代の「Note7」はドコモでの発売が確実視されながらも、相次ぐ世界での発火事件によってお蔵入りになったモデルでした。フル充電をしないようにするなどのアップデートが繰り返し配信されるも根本解決とはならず、飛行機への持ち込み禁止、
さすがに韓国イチの財閥とはいえ、さすがに厳しいのでは…
と、思った翌年。きっちり新型モデルを出してきたサムスンは、「note8」で本気を見せました。
まず嬉しいことに、Sシリーズ同様防水に対応。
またカメラが複眼になり、ぼかし撮影が可能に。
これだけでも嬉しいのですが、特にペンの発展が凄まじかったように思います。(実質先代のnote edgeから3年近く経った発売なんで当然ちゃ当然ですが)
書き心地がそれまでの「キュッキュッ」という感じから「サラサラ」に変わって、店頭のホットモックに釘付けになった自分が懐かしい。
さらに、一番嬉しいのが本体からペンを抜いた時に自動でメモが発動することでした。
ペンを抜くと、画面上でペンが抜けたアニメーション(これがまた気持ちいい)。そしてそのまま黒い画面に白い字でサラサラメモができます。
普段はあまり使わないのですが、ふとした時のアイデアや言葉にしにくい事柄を絵にするとき、救世主になってくれそう。
と言いつつ高くて手を出せずにおります。ライターとしてこんなありがたい機能、他にないはずなのですが…
まとめ
というわけで、完全独断のギャラクシーベスト3でした。どれが一番とかはないんだけど。
ギャラクシーの全体的な傾向として、国産モデルよりもバッテリーで難があることが多く、逆に性能面、特にソフトウェアの調整には目を見張るものがあります。
最新のnote10では、そのバッテリーの不満もほぼ聞かれないので、買い時なのでは。数年後に振り返って、ベスト機はnote10だね、なんて話しているかも知れません。