あんないい出来なのに打ち止めなんて!裏切り者!薄情者!!ソニーのバカ!バカ!バカ…!…でも、大好き…///
…取り乱しました。Xperiaがタブレットを作っていたこと、みなさんはご存知でしょうか。
きっとこのブログを見ている令和生まれの皆さんはきっと知らないでしょうし、そもそもそんな人、いないと思います。
アイキャッチの自分が若い頃すぎて泣けてくるのは置いておいて、本題。Xperia Z4 tabletは神機だったという話をします。
とにかくかっこよかった
Xperiaのタブレット、通称ペリタブ。初期は二つ折りだったり楔形だったりと攻めたデザインでしたが、周知の通りみごとにずっこけたため、2013年からはXperiaZと同じく「一枚板」に刷新したデザインを採用しました。
Xperia Z4 tabletは、いわばその完成形モデルです。一枚板から切り出したようなスレートなデザインと、白黒のシンプルなカラーリング、アクセントの電源ボタンが銀色に光る。
とにかく、美しいタブレットだったんです。
また、周辺機器に関しても、パソコンライクに使えるキーボードを併売したり、ブルートゥース接続のリモコンを用意したりと、充実のオプションでした。
薄い上に電池持ち良好
この本体の特徴は6.1mm 389gという圧倒的軽量、圧倒的軽さでした。。
軽いと言われている最新のiPad Airが6.1mm 460gであることを考えると、2014年時点でiPadと同等の薄さ、そしてiPadをはるかに下回る軽さを実現しています。
ベゼルも広く作られていたので、しっかりとしたホールド感もありました。そのため持ち上げたときの感触は「フワッ」。感動モノの軽量級タブレットでした。
防水防塵かつ水濡れOK
更に凄いのは、iPadよりも優れたハードウェアであるにも関わらず、防水防塵にちゃんと対応していたことです。
iPadは未だに防水防塵に非対応。そう思うとソニー、そうとうぶっ飛んだものを作ったものです。
実際にお風呂でも使える仕様のため、メーカーが公式に推奨していたかはさておき、ペリタブを取り扱う携帯ショップでは「お風呂で動画を見てみませんか!」という通知で溢れていました。
まあ、「風呂で使う」といって買っていった客はいなかったけどね。営業活動大変だったんです。ノルマが厳しくて。
スナドラ810を乗りこなしたレア機種
また、マニアックな部分では、「迷SoC」とまで言われたSnapdragon810(スナドラ810)を乗りこなした、稀なタブレットです。
こいつは業界で初めてオクタコア処理のできるCPUとして鳴り物入りで世に送り出されたSoCでしたが、いざ処理させてみるとまぁ発熱がひどいわ、その発熱で処理は遅くなるわ…
クアルコム「 「アーチーチーwwアーチーwww燃えてるんだwwSoCwww
Sony「アーチーチーwwアーチーwww燃えてるんだwwXperiawww
SHARP「アーチーチーwwアーチーwww燃えてるんだwwAQUOSwww
富士通「アーチーチーwwアーチーwww燃えてるんだwwアローズwww
と、携帯ショップはまるで本能寺の変のような混乱ぶり。購入者から「アーチーチーwwアーチーwww」とクレームの山でした。
しかあし!
こいつと、Google謹製のNexus10Pに限っては、だれもアーチーチーせず、むしろオクタコアの処理性能を遺憾なく発揮し、わりと2020年現在でも現役として実用に値するクオリティだったりします。
たとえばドコモショップでタブレットを利用する業務では未だに現役だったりとか。
iPadよりもクールで、本体も競合するどのAndroidよりもクール。そりゃあ、モテるよあんた。
と、タモリみたいなことを言って、今日は終わりにしようかと。
明日も来てくれるかな?
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