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楽天モバイル、第4の選択肢になるか?Xデーは22日!

来週になったら楽天に切り替えよっかな。

楽天モバイルが本気を見せつつあります。名誉挽回といったほうが正しいかもですが。
2019年に開始すると言われていた「第4のキャリア」としての出だしはかなりお粗末なものでしたが、サービスイン時に「これなら使えるかも」という情報をいくつか発表。そのXデーが、22日なのです

楽天モバイルとは

4月になってようやくサービスインした楽天モバイル。
デジ旅のTwitterでかんたんにアンケートをとりましたが、賛否両論という結果でした。

ただ、普通に使える、のほうが多かったのはちょっと気になります。
独自に調べてみることにしました。

8日からスタートしたMNOとしての楽天モバイルは、「UN-Limit」プランひとつのみ。
月額2980円/税で、
・楽天モバイル圏内のデータ使い放題
・Rakuten Linkアプリを利用で通話し放題
と、パット見でかなり破格です。

都内はほぼ使い放題か?

気になるのは「楽天モバイル圏内」というデータ通信制限。

楽天モバイル公式から通信可能なエリアを確認する必要があります。

楽天モバイル

こうして見てわかるように、楽天モバイルが使えるエリアはまだまだ限定的。濃いピンクのエリアが使い放題エリアです。

2020年4月18日現在、関東では、西から順に横浜市西区の磯子ー保土ヶ谷ー西谷ー仲町台、川崎市の宮崎台ー登戸、東京都に入って仙川ー吉祥寺ー田無、埼玉に入り新座市民総合体育館ー朝霞ーふじみ野ー川越市南部ー上尾ー原市ー蓮田ー春日部ー草加ー三郷中央、千葉の松戸ー鎌ヶ谷ー小室ー勝田台ー四街道ー千城台ーちはら台ー八幡宿をぐるっと囲んだエリアであればだいたいつながるとしています。

東京都民であれば吉祥寺よりも都心部に近ければ大体OKという認識になるでしょうか。また横浜、大宮、千葉の各中心地も使えるという表記です。名古屋であれば弥富ー清須ー徳重ー勝川ー高蔵寺ー日進ー前後ー共和ー聚楽園。京都、大阪、神戸も一部いけます。疲れたからエリアは割愛。サイト見てちょ。

楽天モバイル

一方、薄いピンクのエリアはauのローミングエリアになっています。

このauのエリアが曲者で、当初発表されていたau回線の通信上限は2GBでした。2GBを超えると従来のキャリアよろしく通信制限がかかります。つまりどういうことかと言うと、都心部に住んでいない限りは全然使い放題じゃない!ということです。

流石にクレームが多かったからか、楽天モバイルはこの通信制限の上限を22日から順次、5GBにアップ予定。また制限時の速度も1MBとちょっとスピードアップ。1MBってYouTubeがギリギリ再生できる程度の速度です。

悪くない。

さらに、最初の300万人に対しては1年間無料のキャンペーンを展開。つまり都心部だろうと田舎者だろうと、「携帯の通信料金は発生しません」

これ、やばくないですか?
月1万円近く払っていた通信量が1年0円ですよ?

コロナショックで各自治体は補助金とか無担保融資とか言ってますが、楽天モバイルに切り替える方がよっぽど経費節減になります。少なくとも、庶民にとって。

ワイマックスユーザーだからこそ思う。地下鉄は?

ただ、「うっひゃー俺エリア内ー乗り換えよー」と思った人、一瞬ウェイト!

このマップ、あくまで二次元的なものであって、三次元の話になると事情が異なりそうです。

ガイアの夜明けで楽天モバイルが紹介されていましたが、通信可能エリアの算定はけっこう点と点を結んでいると言うか、「ピンポイント通信できたから大手町ヨシ!」という、ゼルダのブレスオブザワイルドで塔を登りきりマップを開放した時レベルにざっくりとしていそうです(推測入ります)

そのため、「外では楽天モバイルだけど中ではauローミング」「オフィス内はつながるけどトイレはいったらローミング」「総武線つながるけど錦糸町から地下入った途端ローミング」「大阪環状線は行けるけど御堂筋線は…」「都心環状線は行けるけど名二環の地下に入ると…」などは大いにありえます。

現にワイマックスは都営地下鉄でほぼ使い物になりません。ホームではギリつながるけど、走り出したらオフライン状態です。1万字のブログの下書きがこのせいで消えたことがありました。

もちろん携帯の草創期のように、地下鉄だと全くつながらない!という現象は、auのローミングがあるおかげでありえないのですが…「俺んち阿佐ヶ谷だからいつでもネトフリ見放題!」とは限らんわけです。丸ノ内線では5GB制限かもしれない。

それを踏まえて、1年無料、5GB制限だと思って手を伸ばすのは大いにありでしょう。
人柱、カモン。

でもiPhoneが無理なんだよなーーー。通話ができない、着信がうまく行かないといった不具合が報告されている他、Rakuten LinkのiOS版はまだリリースされておりませんので通話は実質30秒20円。そこら編の格安SIM以下です。

iPhoneSE(2020)が気になってるから、なんとか対応してほしい所。

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デジタビ
ブログ歴10年の副業ライター/「デジ旅!」管理人/Kindle「怒涛!フィリピン滞在記」販売中/建築/ガジェット/鉄道/名古屋出身。 ライター案件の依頼、基本何でも引き受けます。isutabiz@gmail.comまでお気軽にご連絡下さい。

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