まさかのアーク型??
2019年に躍進を見せたエクスペリア。まあ躍進というよりは遅延回復を目指しているという方が正確かもしれませんが、なにはともあれ大好きなソニーが頑張っているのは嬉しい限りです。
そんなXperia、既に新型の情報が。
要約すれば
・Snapdragon 865搭載
・それにより5G対応がほぼ確実
・デザインがXperia arcに回帰?
・狙いはゲーム需要?
そんなあたりを考察します。
もちろん嘘かもしれませんが、リークで真っ赤な嘘だったことが最近はないので、嘘の可能性は低いです。Xperiaで嘘リークとか誰得だよ。
★次のXperiaは「3」!?
「phonearena」によると、最新のXperia3は近日、新たなフラッグシップモデルを発表する予定だとのことです。
Xperia3と名付けられた国産スマホ。縮小するスマホのシェアに一石を投じるものになるのでしょうか。
★最新のプロセッサ搭載「Snapdragon 865」
最も噂されているのは、Snapdragon 865という最新のCPUプロセッサが搭載されるということ。既にSnapdragon 865の詳細は公表されており、基本性能の向上と合わせて、大きな進化が2点あります。
ひとつがAI。Snapdragon 865によって、スマホのセンサーを超省電力で動かし続ける「常時センシング」が可能になります。
カメラをぼんやりと付けて顔認識やQR認識をスマホのボタンに触れることなくできるようになるかもしれないのです。
このため、収集したデータをAIが解析し、よりスマホを便利にしていくことが予想されます。実際スナドラ855に比べてスナドラ865は、AIの演算能力が倍になっているのだとか。
想像ですがカメラがずっと起動していると、ぼんやりとその日一日の景色を覚えていて、今日はとんこつラーメンを食べましたね、という思い出履歴が勝手に蓄積されたり、すっかりクリスマスですね、あなたは今日、街で流れる山下達郎を5回聴きました、なんて、余計なお世話な機能が生まれるかもしれません。
あるいはスマホを盗まれても、いつもの持ち主と違うとスマホが認識した場合、警察に自動通報する、ということも可能になるかもしれません。
もうひとつ、5G対応。AIはどうしてもSFチックな想像になってしまいますが、5Gは次のXperia3でほぼ確実に来ると言っていいでしょう。
既にいくつかの国で営利運用がスタートしており、国内でも技術的には5Gはほぼ完成。あとは「ギガホ」「ギガライト」で実質値上げした利益をもとに、全国に設備投資をして…というのがこれからのMNOに求められます。
Xperiaも、スナドラ865によって7.5Gbpsの5G通信に対応しています。おそらく来春にも、ドコモが華々しく5Gスタートです、なんて宣言して、その時の対応端末第一弾にXperia3と、Galaxyあたりと、どうでもいいルーターがラインナップされているのではないかと。
★ディスプレイに変化はあるか
ディスプレイはXperia1から引き続き、21:9のシネマワイドパネルが採用されることになりそうです。4Kの有機ELディスプレイを継続した上で、もしかするとリフレッシュレートの向上を図ってくるかもしれません。90Hzの高速リフレッシュレートになることで、ソニーの狙いの一つであるeスポーツ需要をさらに取り込めるからです。ハードのデザインにもそれが見え隠れしています。
★本体デザインがさらに回帰。でも狙いは別。
若干の変更が加えられているようで、画像やカメラの出っ張り方を見る限りでは背面が湾曲しています。しかもよくあるかまぼこ型ではなく、Xperia arcのような弧を描くデザインなんです。
アーク状のメリットは見た目のかっこよさに加え、真ん中部分が薄くなることで「薄さ」を感じやすくなります。持ちやすさもアップ。
しかし、当時のarcが4.2インチ、今は6.5インチ。勝手が違います。
個人的には、「横持ち」需要を開拓することで他機種との差別化を図りたいソニーの思惑が見え隠れしている気がするのです。
背面が弧を描くことで、通常の縦持ち以上に両手で持った時のフィット感が向上。映画鑑賞はもちろん、「ゲームしやすさ」に直結します。特に3Dのゲームって「グッ」と本体を握りたくなる事が多いため、むやみに薄すぎるとかえって持ちにくいんです。
左右にふくらませることで、eスポーツ需要を狙い撃ち?するかもしれないXperia3ちゃんなのでした。
この人気が出たら、更に
・カメラ周り
・電池周り
・販売戦略
なども含めて考察していこうと思っています。
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