other

2020年のタブレット、人気モデルを比較。iPad、泥タブ、surface、Kindle。おすすめは…?

おかしいなあ。新型がないや。

なにの?って、タブレットです。

たとえばこれがauのタブレットページ。

そしてソフトバンク。

ドコモが1機種だけ多い。マシに見える不思議。

そうなんです。ここ数年で携帯ショップ内から姿を消そうとしているのが、タブレットなんです。2018年モデルとかがザラに売られています。しかも、ブランドはキャリアのOEM。メーカーはファーウェイなどの中国製です。

そのおかげかiPadはだいぶ躍進をしているそうですが、どうしてこうなった。

2020年のタブレット市場を俯瞰していきましょう。

2020年のタブレット…かなり少ないプレイヤー。二極化する製品。

タブレット初期、それこそiPad出始めのころは、PCにタブレットが取って代わる、なんていわれるほどで、家電量販店でも携帯ショップでも多数のタブレットが売りに出されました。

Androidはタブレット専用のOS「Android 3.0」(だっけ?)をリリース、それにSamsung、レノボ、ソニー、東芝、SHARP、富士通、NEC…いろいろなメーカーが乗っかりました。

しかしここから統廃合がどんどんと進み、現在ハイスペックの部類にいるのがApple、マイクロソフト、Samsung。低スペック分野ではアマゾン、ファーウェイ。富士通やNECもほそぼそと活動してはいますが、現役タブレットはほぼ米中のIT財閥による専売特許になりつつあります。

そして、いまの市場から見えるのは、ハイスペック=パソコンぽく使える。ロースペック=とにかく安い。この構図です。これを踏まえて選べば、タブレット購入で失敗することはまずないと思います。

デタッチャブル(キーボード取り外し式)のハイスペックモデル

iPad(アイパッド)

ピュアなタブレット市場をほぼ独占しているのがiPadです。現在のiPadは4系統5モデルを展開。文句なしスペックでFACE IDにも対応するiPad Proは11インチと12.9インチの2モデル。キーボードやペンシルに対応する標準モデルがiPad Air。廉価モデルのiPad無印。ミニサイズで性能はiPad Airに準じたiPad mini5。

こうやって見ると、けっこうモデル数多いんですねえ。

そして気がつくのは、Miniを除いてすべてキーボードに対応していること。また全てのモデルがApple Pencilに対応していることです。

つまり10インチ超えのデバイスはすべてPCライクな使い方ができ、さらにどのモデルでも「書く」「描く」ことができるというわけです。

何が言いたいのかと言うと、iPadは動画やウェブなどのコンテンツを消費するだけではなく、なにかを「生み出せる」デバイスになっている。すくなくともAppleはそう言いたい。そんなところでしょう。

Surface(サーフェス)

さて、お仕事の生産性ならサーフェスも負けていません。サーフェスは通常モデルの「Pro」に加え、ほぼパソコンの「Laptop」「Book」さらにテレビほどのサイズの「Studio」、今後も「Duo」などを発売予定で、サーフェス=タブレットというのはだいぶ苦しくなってきました。

しかし「Pro」「Go」はきちんとタブレットスタイルを維持し続けており、「Pro」はほぼパソコン、「Go」はLTE対応するなどタブレットに近い性格です。

2020年に入ってはARMベースのサーフェスが発売されるなど、徐々にモバイル方面に近づいてきている印象。折りたたみ式タブレットを開発するなど、今後が楽しみです。

参考記事:

タブレットとしてもパソコンとしても不満のない動きを見せる2in1PCとして、なにも不満の見えないサーフェス。iPadと比べるとOSからして違うのでなんとも言えませんが、やはり仕事で使う需要はiPadよりサーフェスだと思われます。

auショップでサーフェス使っているところ多いしね。

価格破壊レベルの廉価販売

MediaPad

Androidタブレット、現状は「MediaPad」(ファーウェイ)が圧倒しており、泥タブ売れ筋ランキングの上位15機種のうち、8機種がファーウェイ。ファーwwww

https://kakaku.com/pc/pda/itemlist.aspx?pdf_Spec106=20

MediaPadのなかでも画面サイズや性能がちょっとずつ異なります。ここで言及すると長くなるので割愛しますが、まちがいないのはその安さ。というか、コスパ。1万円台で、3万円くらいするタブレットと同じレベルの動作をしてくれます。

アメリカが警戒するのも納得だなあ。iPadに廉価モデルができたのも、きっとファーウェイのコスパに脅威を感じてのことだったのではないでしょうか。

日本人としては、日本電気株式会社、すなわちNECが何機種かランクインしているのが心の救いです。が、私はNECのタブレットを使っている人を見たことがありません。誰が買ってるんだあれ。

Kindle Fire

高コスパタブレットで最も知名度が高いのは、おそらくKindle Fireなんじゃないかと思うんです。

アマゾンで積極的にセールをやっており、最安値のFire 7などは樋口一葉1枚でお釣りがくる場合もある恐ろしいやつです。原価いくらだよ。

まあ、スペック的には2013年フラッグシップレベルの製品をドヤ顔で売っているだけなので、買おうとは思いませんが…

アマゾンのプライムビデオを、Kindleを、あるいは多少の遊びやSNSをやりたい、ということならKindle Fireで十分です。7インチ、8インチ、10インチモデルが展開し、7インチが廉価モデル、8と10がそこそこ実用レベルのパフォーマンス。

子供向けに頑丈に作ったモデルもあり、プライムビデオを育児に使うこともできそうです。もちろんタブレットに子守りさせるのはどうなの、という声はありそうですが、私は子供時代にずっとビデオデッキにかじりついていたにも関わらず、生きてます。大丈夫。

まとめ。

以上から、
・仕事でがっつりタブレットを使いたい社会人→サーフェス
・遊びでがっつりタブレットを使いたい学生~家族→iPad
・大画面で地図なりウェブなり見れればOK→ファーウェイ
・アマゾンのサービスを中心に楽しむ→Kindle Fire HD

という構図が浮かびます。

とりあえずiPad買っておけば間違いない!ですが、場合によってはファーウェイやKindleによってかなり節約することもできそうです。

ABOUT ME
デジタビ
ブログ歴10年の副業ライター/「デジ旅!」管理人/Kindle「怒涛!フィリピン滞在記」販売中/建築/ガジェット/鉄道/名古屋出身。 ライター案件の依頼、基本何でも引き受けます。isutabiz@gmail.comまでお気軽にご連絡下さい。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です