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仕事できるセミプロライターになるには(2)要点を箇条書きしてみる

こんにちはタキソです。みなさん、文章って得意ですか?わたしは下手なくせに本業になってます。

文章を書き終えていざ読み返すと、「で、自分はなにを伝えたかったんだっけ?」と、認知症ぽくなることってありませんか?自分はマジでしょっちゅうあります。

普通に文章を書いているのに、内容が伝わらない原因はひとつです。

「自分がなにを伝えたいかハッキリ分かってない!」

でもこれって、文章が全く書けない状態に比べるとめちゃ有利なんですよ。なぜかというと、文章の書く順番を見直すだけで、ある程度改善できるんです。

「順番に書く」のをやめてみて。

なにを書いているかわからない、他人に読んでほしくない…そういった文章が生まれてしまう原因は、各順番にあります。よくやってしまうのは「話すように書いてしまう」こと。つまり、頭からでてきた言葉を順番に書いていってしまうことです。

人間の頭は賢いので、話している言葉をうまい具合にまとめて理解することが出来るようになっています。その一方で、人間が文字を扱うようになってから1万年経っていないこともあり、遺伝子ベースでは人は話すより読むほうが苦手だと言われています。

そのため、会話ではスッと理解できる内容をそのまま文字に起こすと、はりゃ、なんだこの読みにくい文章は、と驚いてしまうのです。

要点を書き出す→それぞれを埋めていく

そんなときの対策は簡単です。「先に要点を書き出してしまうとこと」これだけです。

例えるとこんな感じ。

【悪い例】

桃太郎、昔あるところにジジババがいて、川から流れてきたももをすくい上げたら中に子どもがいて、その子が桃太郎で、犬猿雉を連れてきびだんごをもって鬼ヶ島に行って、鬼を退治して帰ってきた。

なんか読みにくいっすね…読みやすく、まず要点を書き出しましょう。

【いい例】

・桃太郎とは何者なのか。生誕から成長
昔、おじいさんとおばあさんが桃をすくい上げ、中にいたのが桃太郎。

・桃太郎はどうやって仲間を引き連れた?メンバーは?
きびだんごを使い、犬猿雉をメンバーにした。

・桃太郎が鬼ヶ島に向かった結果。
鬼をみつけて、犬は噛みつき、キジは鬼の目を潰し、猿は門の鍵をあけ、退治成功。鬼ヶ島から宝を持ち帰った

こんな感じでしょうか。だいぶあっさりめな内容ですが…

個人的な解釈になりますが、桃太郎の要点、つまり大事なポイントを挙げるとすれば
・ももから生まれている
・きび団子で仲間をスカウトした
・鬼退治をした
この3つだと思います。なんでかというと、桃太郎の歌が上記のポイントを歌い上げてるから。

ももたろさん、ももたろさん
お腰につけたきびだんご
ひとつわたしにくださいな
あげましょうあげましょう
これから鬼の征伐に
ついていくならあげましょう

そこで、この要点をまず書き出し、それぞれの項目を充実させていきます。そう、まさしくブログはこうした書き方の典型なんです。小見出しをつけることで「これからこれについて書くよ!」宣言ができますし、骨組みがしっかりしていると理解しながら読み進めることができます。

いわゆる文筆家、プロのライターであれば小説などの見出しが存在しない文章もすらすらと読ませる能力を持っています。しかしセミプロライターをめざすのなら、村上春樹を読みふけったりするよりも「要点を書き出す→埋めていく」という一連の流れが重要になります。

まとめ

書くことに対しての抵抗感は「物量」(こんなにかけない!)「質」(見られたくない!)「内容」(何を書けばいいかわかんない!)の3つに集約されます。

しかし、要点から書く、ということを意識するだけで、質はある程度担保されますし、内容も書き手自身が記事の大枠を掴みながら執筆できるので、読んでいてわかりやすい、まとまった内容になるはずです。

また物量の調整もしやすくなります。「どの章をどれくらい膨らますか?」を考えながら書くことができるからです。

次に文章を書く用事があれば、別の用紙でも、Wordファイルに直接でも、まず「要点を書く」というのを実践してみてください。間違いなく、書いている文章が変わってきます。

ABOUT ME
デジタビ
ブログ歴10年の副業ライター/「デジ旅!」管理人/Kindle「怒涛!フィリピン滞在記」販売中/建築/ガジェット/鉄道/名古屋出身。 ライター案件の依頼、基本何でも引き受けます。isutabiz@gmail.comまでお気軽にご連絡下さい。

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