このGoogleフォトを一言で表すならば、
”これさえあれば、写真は決してなくならない”
というものです。
写真をずっと残せるので、
よく旅したり、写真を多く撮る人にとって、
必要不可欠なアプリなのです。
どういうことでしょうか?
次章から詳しく紹介します。
☆無制限の写真アップロードで、思い出を消えなくする
Googleフォトでは、
とった写真はすべて、
Googleのクラウドにアップロードできます。
アップロードするときに
「写真が16MPに圧縮される」
という制限こそありますが、
スマホやタブレットで見るぶんには、
なんにも困りません。
オリジナル解像度の写真や、
動画をアップロードしたい場合も、
合計15GBの制限つきですが可能です。
このおかげで、万が一
「携帯が壊れて中の写真がすべて消えてしまった…」
ということがあっても、
直したスマホにGoogle Photoを入れて、
Googleアカウントでログインすれば、
全部元通りというわけです。
しかもアップロードは簡単。
Androidの場合は、
設定→アカウント→Googleと進み、
「Googleフォトバックアップ」
にチェックを入れてWi-Fiにつなぐだけ。
iPhoneの場合はアプリを開いた状態でWi-Fiにつなぐだけ。
ちなみにアプリの設定を変更すれば、
4G/LTE(または3G)でアップロードできるようになりますので、
Wi-Fiが必須というわけではありません。
☆iPhone・Android・タブレット・パソコン…写真をひとまとめ出来る!
スマホがなくても、
Web版のGoogle Photoから、
写真のアップロードは可能です。
つまり、ウェブ版Googleフォトさえ使えば、
パソコンに眠っているデジカメや一眼の写真もアップロードできる!
これでパソコンが壊れたとしても最悪の事態にはならないのです。
手持ちのパソコン・スマホ・タブレットの写真を、
Googleフォトにひとまとめすれば、
写真を探すのも楽ですし、
「スマホで撮った写真」と
「デジカメで撮った写真」を
一緒に見られるので便利です。
☆アルバム自動作成はほんとに楽しい
Googleフォトのもう一つの機能として、
アルバム機能があります。
撮った写真をまとめてフォルダみたいにしてしまう機能です。
ただし、アルバムを作るだけであれば、
LINEのアルバム機能のほうが便利です。
Googleフォトの面白いところは、
「アルバムを自動で作ってくれる」
これに尽きます。
一定の時期に出先で撮った写真をたくさんアップロードすると、
そのうちスマホに「アルバムが作成されました。」と通知が来ます。
よく撮れた写真を人工知能が判別して、
日付、位置情報、Google+の投稿をひっくるめて、
アルバムにしてくれるのです。
これはほんとに便利!
共有・編集もかんたんです。
☆アプリ利便性はAndroidだが、iPhoneのほうがシンプル。
ほぼほぼ余談ですが、フォルダの概念がiPhoneにないため、
とりあえずiPhoneに入っている写真はすべて、
Google Photoに上がります。
Androidだと、フォルダを指定しないといけないので、
どうでもいい画像を上げてしまったり、
逆に、大切な写真がアップロードされてなかったりします。
昔はフォルダの設定がややこしかったので、
はじめてGoogle Photoを使い始めた時は苦労しました…笑
☆個人情報にうるさい人はやめといたほうがいい
今では何でもかんでも個人情報、個人情報と言いますね。
こうした個人情報に抵抗を感じたり、
後ろめたさを感じる人にとって、
Google Photoはあまり良い印象ではないはずです。
なぜなら、撮ったりDLしたりした写真が、
見たことも行ったこともないGoogleという会社の、
どこにあるかもわかんないサーバーに、
しっかりと保管されるわけですから。
しかもそれを人工知能が分析して、自動でアルバムや、
人別のファイルを作る「フェイスグルーピング機能」が働く、
そのことにちょっと不安を覚える人もいるでしょう。
そういった人には、私は無理におすすめしてません。
AndroidならSDカード、iPhoneはiTunesを使って、
オフラインで保存したほうが安心でしょう。
しかし、事実、このアプリは便利ですし、
写真をたくさん上げれば上げるほど、
便利さをひしひし感じられます。
パケット通信の量は確かに増えますが、
20GBが6000円の時代が来たんだもん。
ぜひ一度使ってみてください。