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実は隠れた名機種?AQUOS R3 SH-04L【docomo2019夏モデルプレビュー】

スマホの画面が大きくなるほどAQUOSは名機になる。

最近のスマホってめちゃめちゃ画面大きいじゃないですか。
あとふちっこも狭い。シャープのスマホ、AQUOSも例外ではありません。

実は、この「大画面狭額縁」のコンセプトを、世界で真っ先に打ち出したのはシャープでした。

2014年、シャープの発売した「AQUOS Crystal」。スペックは貧弱ながら、そのデザインは斬新そのもので、「本体のギリギリまで画面!」という衝撃がスマホ業界を驚かせました。

https://www.softbank.jp/mobile/support/product/aquos-crystal/

現在のベゼルレスデザインのトレンドはシャープが作ったと言っても過言ではないのです。

いやちょっと過言か。たぶん「ノッチ」の走りは、iPhone Xと、「Essential Phone」というスタートアップのスマホによるものかと。

それでも、最新のAQUOS R3は極限までノッチを少なく、かつ指紋センサーを搭載している本体下部もノッチにすることで極限まで画面を広げる努力をしています。

そして、近年のAQUOSは、ディスプレイを中心に、良いセンスをしているんです。

AQUOSのディスプレイ①すばやい

シャープのディスプレイ「Pro IGZO」は、リフレッシュレート、つまり画面の切り替わりがとても早いという特徴を持ちます。

スペック上は、120Hz。秒間120コマ(という数え方をするかは知らんが)で画面を切り替える、つまり1秒に120回、画面を更新するスペックがあるということになります。

その分、タッチしたときの画面がすばやく動きます。非常になめらかな感覚で、指に吸い付いて来るような心地よさ。

AQUOSはこれを3年ほど前から実現していますが、他社で実現しているのはアップルのiPad Proのみ。ウェブしかりSNSしかり、「スクロール」することってスマホではすごく多いから…

あなたもいまやってるでしょう?

その分、スクロールの滑らかさは快適さに直結するものだと言えます。

特に、表示されている字がぼやけず、しっかりスクロールのスピードについてきてくれているので、字を読むのが早い人や、電子書籍の漫画や小説を楽しむのにピッタリ。

この動きの心地よさが、AQUOSの感動ポイントです。

AQUOSのディスプレイ②目が疲れない

上記のなめらかスクロールに加えて、いまやレアになった「液晶」を採用。

昨今流行りの有機ELディスプレイのようなドギツイ色合いではなく、液晶ならではの優しい色合いなのが特徴です。

技術的には、「リッチカラーテクノロジー」というもの。かなり幅広い色の表示が可能となっています。赤、黄、緑の3色がより原色に近く表現できているってわけ。

シャープの謳い文句は、「10億色、従来比2倍の明るさ」。
大半のメーカーが有機ELディスプレイを採用する中で、液晶のシャープの意地が見え隠れしています。

AQUOSのディスプレイ③電気消費が少ない

IGZOディスプレイの一番の特徴は、液晶にアイドリングストップ機能がついていること。
普通のディスプレイは、液晶のアイドリングストップは行わず、画面がついている間はどんどんと電池が減っていきます。

しかしIGZOは、画面が動いていないとき…つまり、画面がついていても、
・静止画を表示している
・まったく操作をしていない

状態の電気消費が、普通のディスプレイの10分の1であると主張してます。

ディスプレイ以外は…?カタログスペックとカメラ。

さて、画面の凄さはお伝えしましたが、ほかはどうなんでしょう。

本体のストレージ、つまり保存ができる情報の量は、Xperia 1の2倍、128GBです。
2016年の頃はハイスペック機種でも16GBストレージとか普通だったので、3年前と比べると8倍。SDカードがいらないレベル。

また、カメラも複眼レンズを搭載しており、片方は動画、片方は静止画に特化したもの。動画撮影中に名シーンを写真に残してくれたり、動画を15秒のショートムービーに編集してくれるAIが搭載されているなど、動画撮影をしてSNSによくアップする人にはありがたい機能満載です。

この15秒というのが地味にイマドキで、「ティック・トック」「ストーリー(Instagram)」にアップできる動画の長さもちょうど15秒なんです。

大容量ストレージで思うがままに動画を撮って、撮影終了と同時にAIが15秒に編集してくれて、そのままAIにアップできる。

…これって意外と、女子向けのスマホなんじゃないか、という気がしてきました。

それを裏付けるように、インカメラも1630万画素と、高い画素数。セルフィー撮影の際は目線が自然とカメラを向くように設計されているので、インカメラユーザーにはありがたい作りをしていると言えます。

また初代AQUOS Rから、放熱設計を見直して、「本体が熱くならない」チューニングが施されています。

加えて、お風呂場などで水滴がついてもタッチパネルが誤作動しないように、ディスプレイやソフトウェアに工夫が施されています。水場での使いやすさはトップクラス。

海外メーカーは防水や耐水性能があってもタッチパネルが作動しなくなって使い物にならないものが多いので、この配慮は日本のメーカーならではですね。

(まあ、シャープの親分が台湾資本なのは目をつぶりましょう)

さらに置くだけ充電も対応。Xperiaがなぜか今回、置くだけ充電に対応しなくなったので…国内に限ればXperiaよりAQUOSのほうが性能は上、と言うことができます。

デザインがどことなく冴えない感じこそありますが、さすがシャープ。がんばれ日本メーカー、という応援に応えた一台ではないでしょうか。

カラーは3色、白黒はドコモ以外でも買えますが、赤はドコモ限定色。auでは薄いピンク、ソフトバンクでは鮮やかな緑が代わりにラインナップされています。

発売が楽しみです。

ABOUT ME
デジタビ
ブログ歴10年の副業ライター/「デジ旅!」管理人/Kindle「怒涛!フィリピン滞在記」販売中/建築/ガジェット/鉄道/名古屋出身。 ライター案件の依頼、基本何でも引き受けます。isutabiz@gmail.comまでお気軽にご連絡下さい。

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  1. 匿名 より:

    SH-03L の検索できました。
    この記事は SH-03L のものではないので、タイトルの記載を修正してください。

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