今回は、スマホ利用者各位に、ぜひ知ってほしいガラスフィルムの話。
最近になってぼちぼち、画面の割れたiPhoneXを見かける様になってきましたが、ユーザーにとっては「画面が割れる」のはなるべく防ぎたいと思うはずです。
そのために買われるのが、スマホの画面保護シート。
要するにフィルムなのですが、その中でも個人的にお気に入りなのは、強化ガラスを素材にした画面保護シート、通称「ガラスフィルム」です。
ガラスフィルムのいいところ2つ
このフィルムの何よりもいいところは、画面になにか貼ってる感じがないくらい、透明感があるということ。
今までのフィルムだと、使っているうちに黄ばんだり、引っかき傷が付いたり、剥がれたり…なんてことがありました。しかしガラスフィルムは頑丈ですから、買って半年経っても新品の「つるつる感」が残ります。潔癖症でなくとも、これは嬉しいはず。
そして、衝撃に強いことも利点。スマホをよく落とす自分のような人とは相性が良いです。
実はちょっと前、手持ちのスマホを胸ポケットから地面に思い切り落としたことがあったのです。しかも12月の路面凍結している雪の日に。「大急ぎで電車に乗らなきゃー!!」というシチュエーションだったこともあり、冷や汗。スマホを見ると案の定、画面を横断するようにヒビが入っておりました。買って二ヶ月のスマホなのに。
しかし、家に帰ってからガラスフィルムを剥がしてみると、なんとディスプレイそのものは無事で、割れたのはガラスフィルムだけだった、という結果でした。
己を犠牲にしても本体を守る。その時、私は惚れたんです。ガラスに。あいつマジイケメンだわ。
あ、ちなみに、ガラスといえどもその薄さは0.3ミリくらいの薄型なので、装着感というのか、貼ってある感覚はほぼありません。なので安心してください。
さて、そんなわけで、身の回りのスマホタブレット全てにガラスフィルムを貼りたい!…と思うわけなのですが、正直言ってその必要はありません。メインのスマホに貼っとくくらいがちょうどよいくらい。
ガラスフィルムの数少ないデメリットは、何よりも値段が高いことです。普通のフィルムを買おうとすれば900円台でそれなりのものが手に入りますが、ガラスフィルムは安く見積もって3000円から。普通のフィルムの倍くらいは覚悟するべきでしょう。
そして、普通のフィルムよりも貼り付ける難易度が高いです。ぶっちゃけ。
気泡が入れば抜けにくく、変に剥がそうとすれば「パリッ」と割れます。理科室の顕微鏡を見るときに使う「プレパラート」ばりに割れます。私は中学2年のときに3枚割ったぞ。
とはいえ、昔に比べてガラスフィルムの質もかなり上がりましたので、よほど不器用じゃなければ個人で貼り付けられます。よほど不器用な人は携帯ショップで貼り付けサービスをしている店があるので、そこで買って貼ってもらいましょう。
ガラスフィルムをうまく貼り付けるコツ
そんなガラスフィルムを貼り付ける前には、万全の準備をしておくべきでしょう。
とりあえず、自分自身がガラスフィルムを貼るときにいつもしている事は、
①貼り付け作業の前にガラスフィルムの内容物を事前にすべて出しておく。
②スマホの画面をピッカピッカに拭く。防水スマホなら水洗いする。
③ホコリを立てず、空気を入れずに、貼る。
貼る際には「セロハンテープ」が役に立ちます。ガラスフィルムの対角線上にセロハンテープを仮止めしておけば、指の汚れをつけることなくフィルムが貼れますし、位置合わせもラクラクです。
位置合わせのコツは、内カメラとホームボタンを基準にすること。ホームボタンがない機種は、受話口や近接センサーなど、なにかしら基準になる場所をなんとか見つけます。
貼るときは、風通しの少ない場所でホコリを巻き上げずにやります。私は、お風呂で全裸でやってます。
ガラスフィルムの選び方
個人的な経験で言えば、ガラスフィルムは薄ければ薄いほどタッチパネルの反応が悪くならないのでおすすめです。
メーカーは「レイ・アウト」「Anker」など有名企業のほうが安心度高め…なのですが、たまに格安で良いガラスフィルムを作るメーカーもあるので、使ってみないとわからないというのが正直なところ。
ちなみに、かつて私がiPhoneを使っていた頃に買ったガラスフィルムメーカーは、もう既にAmazonにはなく…もしかして潰れちゃったのでしょうか。
昨今は携帯の修理代で安くとも7000円(iPhoneだと1万円台)とられます。しかも、場合によってはデータが全部消えることを思えば、ちょっと高くても悪い買い物ではないはずです。