元ドコモ店員・現、「ぶらり旅ライター」多木曽幹也の雑学ブログ

田園都市線が限界を迎えるのはいつか? 韓国・大邸のような最悪の事故が起きる可能性は?

2019/05/12
 
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1995年愛知県生まれ。大学時代、先輩に騙されて入った携帯屋のバイトでスマホの魅力に取りつかれ、機種の外観だけでメーカーと型番がわかるようになった頃、旅行にハマり、バイトの収入の大半を旅行につぎ込む。おかげで日本中の人と地元トークができるようになり、謎の知識から現在の職場では営業先の地方にいるお客様を不必要にビビらせている。 ブログ歴は2009年から書いており10年目。現在のブログは3代目。 「Deji-Tabi」(isuta1205.com)のほかに寄稿多数。お仕事依頼はisutabiz@gmail.comへ。
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田都沿線、増え続けるビル、マンション、アパート。これは2035年までは続くらしい。

こんにちは、デジタビです。今日も今日とて電車に揺られています。

私はわりと子供の頃から電車好きだったこともあってか、満員電車そのものには抵抗がないのですが、まあ二子玉川くんだりから乗り込んでくる客のマナーが悪いったらありゃしない。イライラ。

まあそんなことは置いておいて、今回は「田園都市線の限界」を考えてみましょう。

まず、限界の定義とは。

正直言ってすでにキャパオーバーをしている田園都市線。

過剰にお客を乗せることにより先日は電車の窓が割れましたし、朝夕ラッシュ時は雪だるま式に遅れが増加していく状態です。

なので「定時運行ができるか否か」を限界と定義するなら、

もう田園都市線のラッシュ時は、限界を迎えていると言えます。

まぁ遅れれば遅れるほど、東急からグッチョイという名の詫びクーポンがもらえるので別にいいのですが…

人口増加がずっと続く田園都市線。

恐ろしいのは、これからです。

田園都市線は国内でも珍しく、およそ向こう15年、沿線住民が増え続けるという予測があるのです。少子化の時代なのにです。

もちろん皆が電車通勤するわけではないでしょうが、田園都市線の起点駅である渋谷はただいま絶賛再開発中。

オフィスも増え続けますし高層ビルも建ち続けます。

アクセスのいい田園都市線はより多くの人に利用されるでしょうし、それが東急の狙いでもあります。

絶対みんな渋谷行くやん!!

しかも渋谷から先、半蔵門線に乗り入れ、表参道や永田町、大手町、錦糸町、スカイツリー、押上…にもアクセスが良い土地です。

絶対みんな田園都市線乗るやん!!

こうなると慢性的な遅延に加わり、過剰な混雑による事故、急病人、乗客同士のトラブル…諸々考えられます。

半蔵門線沿線の人いわく「田園都市線からやってくる客は怖い顔をしている」なんて言ってます。

更に、昨年(2017年)多発した設備の老朽化による事故の多発。実際に記録されているだけでも以下の通り。

2017年度
6月 ◎田園都市線 渋谷 分岐器付近の発煙
6月 大井町線 旗の台~北千束 まくらぎ発煙
6月 ◎田園都市線 桜新町 連結送水管破損
7月 ◎田園都市線 渋谷 分岐器付近の発煙
9月 ◎田園都市線 中央林間 分岐器付近の発煙
10月 ◎田園都市線 三軒茶屋 停電
11月 ◎田園都市線 池尻大橋 き電ケーブル短絡

韓国のような事故が起きやしないか。

こういうシチュエーションで基本ネガティブな性格をしている私が何を思い出すか、というと…

韓国の大邱(テグ)地下鉄火災事件です。


2003年に韓国を走る地下鉄が火事を起こし、対向車がその隣で緊急停止。

停止した列車の運転士がドアをロックして脱出したため乗客のドアが開かず、結局先頭車・最後尾車の貫通扉から脱出できた人を除いて大半が焼死・窒息死するという、世界でも有数の悲惨な鉄道事故です。

私も子供の頃にテレビで、丸焼けになった地下鉄の前でおばちゃんたちが大号泣している映像を見た記憶があります。

もちろん安全性では、日韓の鉄道には雲泥の差があるわけで滅多なことはないはずですが、2019年現在も田園都市線を走る一部の車両(8500系)は1975年に製造開始されたもの。

最新車両は不燃性の素材や貫通ドアの仕切りなど、燃えにくい仕組みになっていますが、

8500系の一部は製造当時から更新をされておらず、車両間の仕切りも無し。

定員数は1400人超で、ラッシュアワーになるとこの定員を遥かに超える人が乗り込みます。

電車の定員は「座席とつり革がすべて埋まる」状態だからね。

安心して乗れる時代は来るのか

新幹線の中ですら放火や殺人が起こる時代に、果たして田園都市線は安心だと言えるのか?

渋谷一極集中を進め、「エンタテインメントシティ」構想を打ち出す不動産会社・東急電鉄は田園都市線を改良するつもりがあるのか?

自信を持ってハイと言える日が来ることを願います。

そしてこれが難しい場合でも、解決策はあります。

都心にマンパワーを一極集中させなければ良いだけです。地方創生です。

企業や官庁の地方移転なんて話もありますが、在宅勤務が推進されるだけでもずいぶん違うんじゃないでしょうか。

そして、何ならもっと簡単な手もあり、渋谷駅を改善するだけでも多少は混乱を抑えられます。

これについてはこちらの記事から、ご覧ください。

ひとまず、田園都市線が限界を迎える日は、そう遠くない未来にやって来るのではないでしょうか。東急・自治体、そして乗客である我々が本気で改善をしない限り。

誰も語りたがらない 鉄道の裏面史
佐藤 充
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1995年愛知県生まれ。大学時代、先輩に騙されて入った携帯屋のバイトでスマホの魅力に取りつかれ、機種の外観だけでメーカーと型番がわかるようになった頃、旅行にハマり、バイトの収入の大半を旅行につぎ込む。おかげで日本中の人と地元トークができるようになり、謎の知識から現在の職場では営業先の地方にいるお客様を不必要にビビらせている。 ブログ歴は2009年から書いており10年目。現在のブログは3代目。 「Deji-Tabi」(isuta1205.com)のほかに寄稿多数。お仕事依頼はisutabiz@gmail.comへ。
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