ドコモの一番悪かったスマホを考える。候補1:「N-05E」

こんにちは!手のかかるロビンソンの山内です。

今日のテーマは、「いいスマホ」っていくらでも出てくるんですが、

「悪いスマホ」ってあんまり言われないですよね!ということで、

「悪いスマホ」特集です。

僕は2013年から2017年までずーっとスマートフォンの業界にいたんですけれども、

なかなか悪いスマホって、信者同士のただの悪口になってしまって、

あまりまじめに考えられた事って無いと思います。

なので今日は、悪いスマホを考えて行こうと思います


早すぎた2画面 N-05E


さて最近、Mと呼ばれる二画面のスマホが発売され、なかなか好評を博しました。

メーカーのZTE は渦中にあるんですが、なかなかいいもの作りをしてるなと個人的に思います。

しかしこの M の”前身”となるスマホ、実はあったんです。

それが、NEC カシオが作っていた、N-05E MEDIAS W です。

二画面のスマホということで、今 M が提案している、

・普段は1画面で使う
・ニ画面にして画面を大きく使う
・自立スタンドにもなる

そういった使い方を提案していました。

コンセプト自体はとても良いと思うんですね。

ただ当時はまだ性能も技術もスマートフォン業界は未熟でした。

ですので、これがまあやばかったんです。とにかく非常に無理をした作りのスマホでした。

2画面で動作させることを考えると、ある程度、性能もバッテリー容量も、本来多くなきゃいけないはずです。

しかし、NECはこれをケチります。

当時の最新機種といえば Xperia ZやiPhone5ですが、

これら当時のフラッグシップモデルよりも劣る性能でした。CPUはひと世代前のもの、メモリの量はフラッグシップのたった半分だったのです。

電池持ちは悪く、動きもカツカツで、

画面を2画面にして広く使おうにも、当時はベゼルレスなど夢のまた夢。

ずんぐりむっくりなふたつのスマートフォンが並んでいるだけでした。

しかもせっかくの国産スマホなのに、防水は無し、おサイフケータイもなし、ワンセグなし、たたむと裏表それぞれの画面が指紋だらけ。NOTTVも非対応。あっこれはメリットか。

言うなれば若気の至りなスマホだったような気がします笑

すごくチャレンジ精神はいいと思います。今の国内産業に必要とされる精神が、かのNECにあったんです。

が、あまり評判が良いとは言えず、NECはこの次のスマートフォンを最後に、スマートフォン事業から撤退してしまいました。

そしてほそぼそガラケーを作っておりましたが、今は何をしているのかもわかりません。

すごくいいコンセプトなのに、「どうせ売れないだろう」と言わんばかりに性能をケチったことで失敗してしまい、

アイデアを活かしきれず、NECのスマホ事業に引導を渡す結果になってしまったことと、

2018年に、国内ではなく中国によってそのアイデアをより良い形で実現されてしまったという点で、

「悪いスマホ」といえるでせう。

異論は認める。

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コメント

  1. […] こんにちは、手のかかるロビンソンだなぁの山内です!前回のMEDIAS Wに続き 、 […]