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【実証】「ディズニーは7人で行ってはいけない」説を検証してみた。

こんにちは。ディズニーに8年ぶりに行ってきました、山内です。

今回は珍しく結論から書きます。「ディズニーシーに7人で行っては行けない」。

都市伝説でしょうか?いいえ、実体験です。

そんなわけで体験を書いていくのですが、ディズニー知識ほぼ0のディズニー8年ぶりの地味男子が体験したことを書いていくので、「そんなことも知らないの?」と読んでいく中で6回くらい感じられるかもしれないことを、予めお詫び申し上げます。

センターオブジアースでは、ぼっち席が生まれる。

ディズニーシーはほんとによくできたテーマパークです。入り口をくぐりお土産屋が軒を連ねるアーケードをくぐり抜けると、その向こうから雄大なプロメテウス火山が私達を出迎えてくれます。
そのプロメテウス火山の傍らから定期的になにかが飛び出し、その飛び出すタイミングにあわせて、悲鳴が聞こえてきます。それがセンター・オブ・ジ・アースです。

センター・オブ・ジ・アースの世界観としては、炭鉱を乗り物に乗って冒険していく中で、火山の噴火に巻き込まれそうになってオー怖い、となるもので、特定のディズニーキャラクターが出てくるものじゃありません。

しかし大人気のアトラクションのようで、私達一行は入園と同時にセンター・オブ・ジ・アースに向かい、ファストパスを受け取りました。9時半すぎに発券して、乗れたのは15時とかでした。ファストパスをもってしても20分くらいは並んだかな、とにかく大人気なようです。

そしてここで重要なのは、

センター・オブ・ジ・アースが6人乗り、ということです。


この写真でもわかるように、私達は7人でディズニーへやってきました。

なんでしょう。無性に胸がざわついて来ました。これはセンター・オブ・ジ・アースが絶叫マシンだとか、乗るの怖いなあとか、そういうざわざわとは違う胸騒ぎです。

私の頭の中に浮かんだのは…

ぼっち席…!!!

6+1の座席配置…!

さてそんなわけで、ファストパスまで取って並んだセンター・オブ・ジ・アース、乗車直前にして帰りたい気持ちでいっぱいになりました。仲間はずれにされたくない、そんな思いが心の中で巡り始めました。

乗車するプラットホームの直前までやってきました。スタッフさんが優しく声をかけてくれます。

「こんにちはー!お連れ様は何名ですか?」

「七人です!」

「ななにん…ですか…」

一瞬スタッフさんの笑顔が引きつります。
「えと、どのように乗られますか…?4人と3人とか…?あるいは…(こちらをちらっと見る)6名と、1名とか!

読まれてました。

完全に心を読まれていました。

さすが日本を代表するテーマパーク、ディズニーのスタッフです。お客さんを楽しませることが最優先の彼女たちですから、「いかにもぼっち役が似合いそうな私」を確認するやいなや、我々の笑いを取りました。

最終的に4+3でそれぞれ分かれて乗りましたが、それぞれ見知らぬカップルと相席することになったこともあり、なんとももやもやした気持ちが残ります。
私は、7人全員で思い出を共有するためなら、センター・オブ・ジ・アースの屋根かボンネットにしがみつくのも辞さない覚悟で挑みましたが、これは良識あるスタッフさんに全力で止められたので、よいこのみんなは真似しないでね。

海底2万マイルでは、「ガチ勢」が出現する。

さて海底2万マイルです。2万マイルってカッコいいですが、キロメートル換算すると32000キロとなり、これは地球を4分の3くらい進んだ距離です。世界で一番深い海底はマリアナ海溝のチャレンジャー海淵で、キロ換算で11キロ弱。よって「海底2万マイル」というのはこの地球上には存在しません。せいぜい海底6.7マイルです。

このアトラクションは潜水艇に乗り込み、知的生命体の存在する海底を冒険するというもの。ちょっとの揺れはありますが、アトラクション名の仰々しさに比べると低刺激なアトラクションです。

アトラクションのキモは、その巧みな演出。利用者はこの潜水艇に取り付けられたサーチライトであたりを照らしながら、知的生命体の痕跡を探って冒険します。楽しい。

しかしこの楽しい海底2万マイルには、大きな問題点があります。

6名定員なことです。

え?さっきみたいに4+3で分かれれば大丈夫、だって?

だめでした。海底2万マイルの乗り物の車内は、椅子が三角状に配置されており、それぞれが違う方を向きます。シートは2人掛けなので、どうしてもひとり、そっぽを向いて座らないといけない人が出てきます。

さて、海底2万マイルの列に並んで、40分後。

私は潜水艦に取り付けられたサーチライトを動かすコントローラーを、一人で必死にがちゃがちゃと動かしていました。

「あ、なんかおった!」とか、「宝箱が落ちてる!」のように感想をシェアできる人は隣におりません。ひたすら独り占めのコントローラーをガチャガチャと動かして、知的生命体の痕跡をさがして回ります。その姿は「ディズニーシーに遊びに来た人」というよりは、「JAMSTEC(独立行政法人海洋研究開発機構)の潜水艦、”しんかい6500”に乗って海底調査を行う研究員」のようです。

トイストーリーマニアでは、孤軍奮闘する。

同じ理由で、2012年に開業したアトラクション「トイストーリーマニア」(通称トイマニ)も7人で行った途端デンジャラスな乗り物になります。

まずシートは二人がけ。二人で協力しながらトイストーリーの世界観の中であらわれる的を狙って撃ち進むアトラクションです。

ここに奇数のメンバーで向かうと必ずボッチ席が出ます。

トイストーリーの劇中ではウッディが小気味よく「俺〜がついてるぜ〜」と口ずさみますが、奇数の場合は誰もついていない人が出ますので、ご注意。

ガチのトイストーリーのマニアがいれば、その人をぼっち席にすればトイストーリーの世界観をだれにも邪魔されずに満喫できるでしょう。しかしそうでない場合、大人気アトラクションを何時間も並んで待った結果、友情にヒビが入った…なんてことも予測されます。

アクアトピアでは、人員配置がむずくなる。

そして7人参加で最も難関なのが、アクアトピアです。ここはトイストーリーマニアや海底2万マイルとちがって、3名定員なんです。
このアトラクションは池の上をすいすいと、ホバークラフトのような乗り物に乗って進み、くるくる回ったりして楽しみます。

「こんにちはー!お連れ様は何名ですか?」
「七人です!」
「ななにん…ですか…」
またまたスタッフさんの笑顔がひきつります。
「3+2+2で乗られますか?それとも…(男女比が4:3なのを確認して)3+3+1にされますか?」

さすがディズニーのスタッフさん。カップルシートにすると後々複雑な三角関係が生まれそうな状態であることを察して、男チーム+女チーム+余分の配置もしっかり提案してくれます。

しかしここまで来ると私もみんなも、そしてスタッフさんまでもが、「ちょっと気の毒そうな表情」を浮かべるのに慣れてくるので、しっかり3+2+2で振り分けてもらえるようになります。
私は隣の席に仲間がいるシチュエーションに感動を覚えながら、アクアトピアを満喫…しようとしました。

しかし、アクアトピアが発進してから数十秒後。急にライドが停止します。
なかなか動き出さないのを怪しんでいると、アナウンスが。

「ただいま安全装置が作動したため、運転の再開がむずかしくなっております。座席に座ったままお待ち下さい」

結局、私達は「ぼっち席のないアクアトピア」を数十秒しか楽しめず、その後のトラブルで池の水は全部抜かれるわ、非常灯(野球のナイターとかで使われる明るいやつ)に照らされるわ、照らされた状態で身動きも取れず通行人に「アクアトピアが止まってる!水抜かれてる!なにがあったのだろうか」と写真付きでツイートされるわ、散々な結果となりました。

とはいえスタッフさんに大変丁寧に救助された後、ディズニーのお偉いさんっぽい風貌のおじさんがわざわざ自分たちのところまで頭を下げに来て、また多くのアトラクションで使える特別なファストパスを贈呈されました。で、結果として本来ファストパスの存在しない「タートルトーク」を裏口から優先的に案内してもらえるという貴重な経験ができ、かえって大満足です。

逆に7人でおすすめなのは?

シーライダーやタートルトークなど、劇場系のアトラクションであれば、この記事のように7人で参加してもぼっち席になりにくいです。ディズニーシーには一日では回りきれないほど多くのアトラクションがあるので、こうした劇場型を選んで遊ぶのがいいでしょう。

あるいは食べ歩きと写真スポットめぐりをメインにしてディズニーシーを楽しんでもいいと思います。680円と高価ですが、生ビールを何杯か頼んで「ディズニー飲み会」をするのも贅沢な楽しみ方です。

ディズニーには夕方から入場できる「アフター6パスポート」「スターライトパスポート」というチケットが存在するので、パレードを見ながら酒を傾けるディズニーということも出来ます(する人おらんけど)。

一度試してみてはいかがでしょうか。

やはり、ディズニーに7人で行ってはいけない。

とはいえ、メインのアトラクションや人気アトラクションの殆どが「2人シート」だったり「6名定員」だったりします。
たとえば家族3世代、祖父母と父母と子ども三人、とかであればパパがカメラマン役になったりおじいちゃんが飲食店で休憩している間に6人で楽しめばよいだけの話ですが、7人の仲間で行くのはアトラクションの仕様上、おすすめできません。気を遣うので。

卒業旅行に7人でディズニーに行こう、なんて話が持ち上がっている皆さんは、くれぐれも色んな意味でお気をつけて行ってらっしゃい。ディズニーは誰と行っても楽しめる夢の国ですが、メンバー数によっては悪夢の国と化します。

「どうしよう!もうすぐディズニーなのに、7人だ!」という、ディズニー旅行幹事のあなた。もしお困りであればこのブログの管理人をお呼びください。土日であれば合わせます。

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山内淳史 Atsushi Yamauchi

山内淳史 Atsushi Yamauchi

1995年愛知県生まれ。大学時代に先輩に騙されて入った携帯屋のアルバイトでスマートフォンの魅力を知る。 機種の外観だけでスマホのメーカーと型番がわかるようになった頃、旅行にハマり、アルバイトの収入の大半を旅行につぎ込むようになる。おかげで日本中の人と地元トークができるようになり、その謎知識から現在の職場では営業先の地方にいるお客様を不必要にビビらせている。 ブログ歴は8年。現在のブログは3代目。 「手のかかるロビンソンだなぁ」(isuta1205.com)のほかに寄稿多数。 「KOKACARE」(http://healthcare.halfmoon.jp/blog/) 「EDIT知多半島」(http://chitahantou.net/)など。

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