埼玉県・川越のおすすめスポット!もうマジ熱中症。それでも川越が面白すぎた。【氷川神社・菓子屋横丁】

こんにちは。私は夏が好きです。洗濯物は少なくて済むし、夜まで明るいし。自分の時間が冬よりも多い気がするんです。
だからこそ、アクティブにいきます。今回訪れたのは、埼玉県の川越です。

1,行くのが意外と難しい川越

渋谷駅。
ここにスタバで旅のプランを練っていました。
「今日は都内を見て回るか、川越に行くか…」でひたすら熟考。だって暑いんだもん。じゃあ家にこもってればいいじゃん、となるんですが、せっかく休みが2日あるなら片方は外に出たいと思ってしまうのが人情です。
よっし、川越に行こう。なんか響き的に涼しそうだし、渋谷から1000円しないし、なにより関東に引っ越して、このかた一度も北関東に行ったことがなかったんだから。
というわけで、副都心線のホームに向かいます。
都心から川越に行く方法は3通りあって、一つは西武鉄道、一つは東武鉄道、一つはバス。いや待って。同じ場所に行くのに西と東が混在してるのかよ。訳わかんねえよ。
乗換案内のアプリでは、とりあえず副都心線の横浜じゃない方に乗ればつくみたいな案内だったので、やってきた急行にあまり深く考えずに乗車しました。あっという間に池袋。ここで席が空いたので着席して、さらに北西へと進みます。池袋からさきは全く見知らぬ土地です。
小向竹原に到着。どうでもいいですが自分は四文字の地名が苦手で、例えば小竹向原なのか小向竹原なのか、清澄白河なのか白澄清川なのか混乱することがしょっちゅうあります。100歩譲って「会津若松」とか「武蔵小杉」とか「国名+地名」ならいいのですが、清澄白河なんかは四文字すべてをクリーンな印象を受ける字で書いてるから、そりゃ混乱もします。
そんな余計なことを考えているうちに石神井公園。ほほう、ここが「アイアイムアヒーロー」で電車の中にゾンビが乗ってきてパニックになったあの石神井公園か、と思います。そして清瀬市をすぎると埼玉県。所沢に着きます。
「さーてそろそろ川越かな?」と思っていると、なぜか客が一気に減って、出発。あららと思っていると、「つぎは小手指、終点です。電車は小手指までです。車庫に入るので引き続きのご乗車はできません」なんてアナウンスが入るからますますあららと混乱します。
あとから知ったのですが、副都心線から先、小向竹原で列車は東武線と西武線に分かれており、「森林公園」に行くのが川越直通、「小手指」に行くのが西武線直通で所沢で乗り換えなきゃいけないようです。しかも所沢経由は遠くて高いというなんの得もしない経路だったのです。だから重度のライオンズファンでもない限り、ちゃんと「森林公園」行き急行に乗るべきでしょう。小手指止まりだったのが不幸中の幸いで、危うく秩父行きになるところでした。
なにはともあれ本川越。ようやく川越までやってきました。

駅前は観光地感なし

駅前というのは街の性格が一番に現れる場所だと思っているのですが、この川越に関しては普通に「都会」という印象を与えます。小江戸、というニックネームで、ちょっと伝統あります的なPRをしている割に、アーケード街ではチェーン店がランチタイム営業してたり、ひまなおっちゃんがパチンコ屋に入っていったり、小江戸感を一切感じさせない様相です。

暫く歩くと、小江戸蔵里、と書かれた観光施設があり、日本酒のみませんか、と看板が建てられています。が、自分は旅先で酒を呑むという感覚がいまいち芽生えてないので、無視して進みます。

浴衣美女が増えてきたら、そこは小江戸だ。

グーグルマップを頼りにずんずんと炎天下を進みます。この日(2018年7月16日)はびっくりするほど灼熱で、店のドアからふわあっと流れてくるクーラーのおこぼれや、アパートが生み出す日陰を頼りに、なんとか這うように進みます。目につくのは浴衣着付けのお店。加速度的に浴衣女子が増えていきます。インスタばえを狙ってか、日本家屋の黒壁の前でしっかりポーズ、からのパシャリ。自分は浴衣でも女子でもないので、それっぽい写真だけささっと撮って、インスタ女子共の写真に写り込まないようにそそくさとその場を離れます。旅好きはたまに肩身が狭い。
だんだん歴史っぽさのある風景となり、電線も地中化されているのかスッキリした景色が広がります。これが小江戸。かつて江戸と北関東、あるいは北陸を結んだこの土地は蔵の街と呼ばれている。そんな土地です。
あまりにも暑いので、お客さんのふりをして「はるり」というお店に入ります。涼んでから出よう、と思ったら、「暑いでしょ?ご試飲いかがですか?」とお店を切り盛りしてるおばちゃんがルイボスティーなるものを勧めてきました。遠慮を知らないので口に運ぶと、はちみつの香りがして、ひんやり甘くて美味しい。紅茶なんて飲まないはずなのですが、すっかり話に花が咲き、店を出る頃には紅茶が700円分カバンに入っていました。

横丁ごと買わせてください。菓子屋横丁

店ですっかり汗が引いたのち、また川越を歩いていきます。どんどん、町が時代を色濃く残す歴史街道へ変化していきます。そしてたどり着くのは、菓子屋横丁。その名の通りお菓子屋さんがひしめき合っている横丁です。水飴、おせんべい、駄菓子、ふ菓子。スーパーマーケットとはラインナップがぜんぜんちがう。いいねいいね。芋けんぴを売るお店で、つい手が滑って300円のおいもソフトクリームを買ってしまったではないか。
暑い太陽のもと、菓子屋横丁の賑わいと、お菓子の香りに包まれながら食べるソフトクリームは格別です。この空間が好き。大好き。この空間買えませんか?買って神奈川まで持ち帰れませんかねぇ???

インスタ蠅どもが。氷川神社は非リアを殺す

さて、ソフトクリームがいつの間にかなくなっていたので、菓子屋横丁を出てテクテク15分程歩いて行きます。
次に向かうのは、紅茶を飲ませてくれたはるりのおばちゃんが教えてくれた氷川神社。歩くとまぁまぁの距離です。隣を通過していくバスはみんな、浴衣女子を満載して通り過ぎます。たしかにこの炎天下で浴衣の女子とくれば、歩けないでしょう。自分は浴衣でも女子でもないので歩きます。
たどり着くと、そこはなんというか…異様な光景。みんな鳥居に群がって、境内に進んでいかないのです。
なぜか?そう、ここは境内のところどころに、風鈴がいくつも取り付けられ、涼し気な音色を奏でています。そしてこれがインスタ女子にばかうけ。神社境内は、真夏の昼間であるにもかかわらずミラーレスを提げたカップルなどでまるでライブ会場です。
はるりのおばちゃんは「夜になるともっと幻想的なのよねぇ!」と言っていたので、じゃあ夜に行こう、となるか空いてる昼に行こう、となるかは皆さん次第です。
氷川神社を追い出されるように抜け出して、神社周りを散策します。すると神社の裏手にも入り口を発見。誰もおらずガラガラで、入り口とは対照的です。ディズニーランドの開園時間のごとき正面の入り口は避けて、木の生い茂る涼し気な裏手からゆっくり神社を堪能するのが、川越通と言えそうです。

意外にも、愛知につながる川越かな

最後に立ち寄ったのは、川越を象徴する時の鐘近くにある、服部民俗資料館。ここは江戸から続く薬や衣料の商い屋で、明治より川越を見守り続けた建物がそのまま資料館になっているのだとか。お店番をしていたおばちゃんに聞いた話です。
「町おこし関連の方ですか?」
と聞かれ、普段は全然違う仕事をしているのですが、
「はい!」
と満面の笑みで大嘘をつきました。
まあ大学時代に地元でそういうことする会社の手伝いをしたり、これから独立してそういうことしていければと思っているので、実質ホントの話ということにしておきます。
「よく来るのよそういう方!市役所に努めている人とかね」
なるほどなるほど、たしかにこの川越は、私の地元・半田に似て、歴史をダシにうまいこと地域おこしをしているように感じます。
なんてことを思ってると、
「愛知だと…半田とかね!」
とかおばちゃんが言い出すからびっくりした。この人はお客の出身を見抜く力があるんかいな。
聞いてみると、川越も半田も蔵の街を売りにしていて、どこか似てるところがあるんだとか。半田は滑ってますけどね…蔵と暮らしをもじって命名された駅前の「クラシティ半田」は全裸で歩いてもしばらくバレないんじゃないかと思うくらいには人がいないからね。(個人の感想です)
それでも、
「あのあたり、醤油だったかしら?何かで有名よね」
「そうなんですよ、最近ミツカンミュージアムが改装したんです」
「あーそう!ミツカンだったわね」
と、地理の先生と話をしている気分です。
「差し支えなければ、ご記帳お願いしてもいいかしら?」
と聞かれたので、もちらん快諾。あえて実家の住所、愛知県半田市を書いて、その場を去ることにしました。

悪魔の食べ物と遭遇

はじめ電車を降りたときに見かけた、小江戸蔵里まで戻ってきました。暑いので吸い込まれるように足を踏み入れます。
そこはまさしく観光案内所といった具合で、地域物産展の様相。蔵の街を名乗るところはたいがいお酒を売りにするのですが、川越も例外にもれずといったところです。
とはいえ部屋に一升瓶があってもどうしようもないので、何も買わず出ようと思った矢先、私は悪魔の食べ物に出会いました。それが、「鏡山 地酒ゼリー」。お子様は食べられない大人のゼリーです。迷わず手に取り、311円をおばちゃんに叩きつけて持って帰って参りました。
冷蔵庫でキンキンに冷やしたあと、小さいスプーンでちょっとずつすくって食べると、これがもう狂おしいほどおいしいゼリー。最近巷ではやれストロング系だの甘くない系だのとお酒のニュースが見受けられますが、これからの時代は地酒ゼリーだと思ったんです。

というわけで、今回の旅@川越は…
・乗る電車には気をつけよう!
・菓子屋横丁で散財しよう
・氷川神社はきれいだけど非リアはつらい。裏口から入ろう。
・地酒ゼリーは絶対買え。ただし未成年は絶対買うな。

良き旅を。

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