ミニマムに生きる価値とは?「ミニマリスト」を考える。

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こんにちは!引っ越してなにもない部屋に暮らす山内です。最近友人からアロマディフューザなるものをプレゼントされ、狭い部屋のなにもない空間ながら、ラベンダーの香りだけは売るほど充満しています。

今回はそんな、ものを持たない「ミニマリスト」を考えます。


ミニマリストとは。


ミニマリストという言葉があります。これは。人生を極力最低限で生きる人のこと。たとえば服は3セットしか持たない、リビングにはテレビもオーディオも置かず、机とパソコンしかない、など。
独身ならまあ勝手にやってくれやと思うだけなのですが、子連れ世帯のミニマリストというものを見てびっくりしました。そこの子ども、いじめられやしないか心配です。いじめられるまで行かずとも、僕らの世代はニンテンドーDS無しでは会話に入ることすらままならなかったわけで、クラスで孤独になってやしないかと、他人ながらも心配になるのです。「なにか楽しいものを持つ」というのは子供にとってステータスなはずなので、子どものころからミニマムに暮らすのは大いに機会損失であると思わざるを得ません。


ミニマムもいいなって思うんです。


たしかに、ものに溢れすぎると、なにが幸せかわからなくなるのはよくある話です。インスタなんかで誰かがブランド品を買っていると自分もディオールやポールスミスやらが、詳しくもないのに欲しくなる。インスタで誰かがディズニーへデートに行っているのを見ると、自分が大したイケメンでないくせに、かわいくて性格がよくて、少なくともDカップを持つ彼女が欲しくなる。ちくしょう。

無駄なものばかり欲しがって、足りないものはまだ見つかんねえ、そんな日々を送ることになります。

だったら必要最低限なもので生きるほうがいいじゃん。部屋や、タンスや、カレンダーに余裕があればあるほど、自分の本当にやりたいことができるってもんだ。

しかし、バブル世代の親を見て育つと、ミニマムに価値を感じる一方で、「スカG」や「ハチロク」に乗って、豪華なマンションで暮らすことが幸せだという考えも、時代遅れながらも間違いだとは思わないのです。


でも、「ミニマム」なだけじゃダメだよね。とフィリピン人は思う。


さて、みなさんは、どっち派なのでしょうか。…と、「対立煽り」をする前に。

ミニマリスト的な生き方を、なぜする人がいるのかをちょっと考えた方が良さそうです。

たとえば「部屋がすっきりするから」「無駄な出費をしなくて済むから」という理由であれば、ミニマリストとして生きることそのものが価値となり、俗世を離れた修行僧のような生活になってしまいます。

彼らは少ないものを最大限に活かせるようにと、例えば食事が終わった後、食器をタクアンで磨いてそのタクアンを食べ、さらに食器にお湯を注いで食器に残った残りカスと一緒にそのお湯を飲むそうですが。。。

そのような生き方は「よい」生き方なのでしょうか。

もちろん価値観は人それぞれ。ですが、個人的にはよいことばかりだとは思っていません。

私が累計2ヶ月ほど滞在したフィリピンでは、ものをたくさん持って暮らすことこそが幸福でした。お金を貯めるという発想はなく(そもそも一般家庭が銀行口座を持てない社会になっている)、家に大きなソニーのテレビや、ゴツいBOSEのオーディオや、カラオケマシーン(!!)をもち、毎日お腹いっぱい食べることが幸福とされています。

しかし、それが叶えられるフィリピンの家庭は、一握りです。フィリピンでごく一部の富裕層か、親族が海外へ出稼ぎに行っている家庭の何割かが実現できるレベル。

それを見ると、「ただものが少ないことを誇る」ような生き方にはどうしても疑問が生じます。否定はしません。しかし、「無理やり貧乏暮らしをする」というのは、長続きしない気がします。

やはり、「なにか目標があってこそ」のミニマリストが最上だと思います。あくまで貯蓄をするための手段として、少ないもので生きる、ということです。

いい車を買いたいから、お金を貯めるために、ものを持たない。
フットワーク軽く生きるために、服や家具を多く持たない。

そうすれば「いい人生」も、ミニマリストにやってくるのではないかと思いますし、生きていてつまらないとは思わないでしょう。

逆にミニマリストになることが手段になっていて、目標もなくなにかと不便するようなことが多々起こるのであれば、それはただの貧乏暮らしをかっこよく英語で呼んでいるだけなのではないかと。

雑誌でやたら断捨離などの特集が組まれ、メルカリなどのCtoCビジネスが勢いをつけていますが、そうしたものに踊らされたミニマリストにならないように、気をつけて生きていきたいものです。

(あくまで、個人の意見ですが。)

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山内淳史 Atsushi Yamauchi

山内淳史 Atsushi Yamauchi

1995年愛知県生まれ。大学時代に先輩に騙されて入った携帯屋のアルバイトでスマートフォンの魅力を知る。 機種の外観だけでスマホのメーカーと型番がわかるようになった頃、旅行にハマり、アルバイトの収入の大半を旅行につぎ込むようになる。おかげで日本中の人と地元トークができるようになり、その謎知識から現在の職場では営業先の地方にいるお客様を不必要にビビらせている。 ブログ歴は2009年から書いており10年目。現在のブログは3代目。 「手のかかるロビンソンだなぁ」(isuta1205.com)のほかに寄稿多数。 「KOKACARE」(http://healthcare.halfmoon.jp/blog/) 「EDIT知多半島」(http://chitahantou.net/)など。

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