【あと200日】クリスマス、”クリぼっち”におすすめの過ごし方。世俗を離れて福井に行こう。

こんにちは! #手のかかるロビンソンだなぁ の山内淳史です。

みなさん、いよいよ200日後に迫ったクリスマス、いい人と過ごせそうですか?
結論から申し上げれば、私は無理そうです!!

しかし、2018年のクリスマスは格別。

なんせ、今年のクリスマスは平成最後となった天皇誕生日の振替休日。そう、クリスマスイブが3連休にかぶってしまうのです。

これが嬉しいのはひとつかみのリア充のみ。さて、どうしたものか。

そんなあなたにとっておきの過ごし方があります。
それが、「福井旅行」です!!!!

Siriに励ましてもらうの図


クリスマスに福井へ行くメリットは3つ。


わたしが非リアの同志に福井をおすすめする理由は、3つ。
・高齢化が進んでおりラブラブカップルを見かけず済む
・クリスマス関係ないお寺や温泉が快適
・人情が温かい

そう、福井は日本で最もクリスマスに遠い県と言っても過言ではないのです。褒めてますよ?

クリスマスにあえて神社仏閣を巡るというのも、自分が日本人であるという自覚を強く持つことができるため、リア充の見過ぎで疲れた心がシャキッとします。

さらに、「空いている」という快適さのおまけ付き。

さあ、ここまで読んだら福井に行くしかないでしょう。レッツゴー・ふくい!


行程1日目


これは私が実践したルートです。

1)まず、青春18切符を買う。

1泊2日、名古屋と福井の往復をすべて在来線で行います。

とはいえ工夫すれば乗り換えは2回、米原と敦賀のみで済みます。

大阪近郊に在住の方であれば、敦賀乗り換えのみで行けるのではないかと。

なので、在来線で十分です。JRは私達のためにクリスマスシーズンでも青春18切符を売ってくれるので、JR窓口または金券ショップで青春18きっぷを買いましょう。

なお、18きっぷでは「しらさぎ」「サンダーバード」等の特急列車に乗車はできませんので、ご注意。

2)福井に向かい、恐竜に出迎えてもらおう。向かうは恐竜博物館。

敦賀につくと、恐竜の化石を持った恐竜が迎えてくれます。
そう、福井は日本の中でも、恐竜研究が盛んな地域。

そして福井の恐竜博物館は、世界三大恐竜博物館、と呼ばれるほど、大規模なものなのです。

敦賀で乗り換え時間があれば、途中下車をして、駅を出て左に行ったところがきれいなのでゆっくり電車を待てます。

そして、福井駅に着いたら、えちぜん鉄道のホームへ。あ!乗る前にきっぷを買うのを忘れないように!買うのは「一日フリーきっぷ」ですよ。たった1000円で電車乗り放題になります。

えちぜん鉄道、通称”えちてつ”は2つの系統に分岐しているので、乗る際には注意が必要となります。

ひとつが永平寺を経由して勝山に向かう勝山永平寺線、もうひとつが芦原温泉を経由して三国港へ向かう三国芦原線。ここは、恐竜博物館へ向かう、勝山永平寺線の「勝山」行きに乗ります。

列車はそれこそ、1両か2両かの短さではありますが、途中の松岡駅あたりまでは、市民の足といった具合でそこそこ乗客の姿を見ます。

流れていく景色もいかにも地方都市といった具合で、スピードを出しすぎないのでゆったりと景色を楽しめます。しかも、住宅街スレスレを通るので楽しい。手を伸ばせば軒先の柿が取れそうなくらいにスレスレです。

しかしだんだんと列車が山に入っていくと乗客も減り、景色も単調になってゆきます。

単調になってからというのが、結構長い道のりです。

しかし椅子が可愛いサイズなので寝ることもできなければ、景色もそこそこ雄大な自然が広がりますが、基本的にしかないのですぐ飽きます。

このときの私は長い移動時間による疲労と、単調な景色により半分うつろな表情で虚空を眺めるのが精一杯で、電車の部品の一つにでもなったような気分でした。

もちろんそこには「ちゃんとしたオトナになっていれば、今頃は栄のラシックで…」などと考えるような余裕もなかったのです。

しかしちゃんと勝山について外の空気を吸うと、その清々しさと冷たさでぱっちり目が覚めます。

3)恐竜博物館の中は圧巻!

ここからバスで15分ほど。恐竜博物館に到着します。

中に入った途端、まるで宇宙船の中のようなデザインの見た目に度肝を抜かれるでしょう。何層にもわたって掘り進められた博物館の最深部に向けて、細いエスカレーターが真っ直ぐに伸びています。これは子どももワックワクでしょうね…!

入ると、恐竜の化石だらけかと思いきや、当時の恐竜の生活を再現したようなエリアが広がり、機械仕掛けの恐竜がとてもリアルに私を迎えてくれました。

ティラノサウルス「クリスマスにこんなとこでなにやってるんだ!!!」

はい、ごめんなさい。

実際、機械とはいえリアルに動いているのを見ると、こんなのに襲われたらひとたまりもないんだろうなあと足がすくむわけでございます。つくづくジュラシックパークの登場人物は偉い。よく戦おうと思った。そう思います。

また映像だったり、植物のレプリカだったり、そうした情景をイメージさせる小物にまで気をつかっているあたりに、福井の恐竜博物館に対する思いの強さを感じます。

4)芦原温泉に入ろう、「セントピアあわら」で。

さて、恐竜博物館で恐竜フィギュアのおみやげを買います。
これでもう一人ではありません。

勝山駅に戻り、ここからまたあの長ったるい鉄路をゆき、新福井まで戻ります。私は恐竜博物館のWi-Fiでばっちり映画をダウンロードしたので、このときは退屈しませんでした。ぼっちにアマゾンプライムは必須ですね!!!

そして新福井で、今度は三国港方面へ向かう電車に乗り換えます。

向か合う先は「あわら湯のまち」駅。ここであわら温泉に入ろうっていうわけ。

当時は学生だったこともありお金がなかったので、あわら温泉に宿をとるわけにも行かなかったのですが、なんと日帰り温泉として「セントピアあわら」という建物がありました。

駅からさほど遠くない立地で、一人でもめちゃ入りやすいです。てか、入った途端に謎の生命体に遭遇するのですが、これはなんなんでしょうか。

ここはかなりしっかりとしたスパに近いお風呂でした。「天の湯」「地の湯」と別れており、それぞれ男子、女子の風呂として入れ替わりで運営されているようです。源泉かけ流し、のような本格的なものではありませんが、旅の疲れを落とすには絶好。

そして、驚くべきはそのお値段。なんと何時間居座っても、入湯料は500円なのです。お風呂に一時間浸かり、外の空気を浴びて、リクライニング椅子でタブレットを眺めながら、心ゆくまでぼーっと出来ます。

幸せのひととき。時間が止まったような穏やかな空間です…

とはいえ、ここは福井。いい感じになったら宿に帰りましょう。なお併設されてるレストランは、そこまで美味しくないそばを食べさせてくれます。

5)夜はもちろんソースカツ丼。

芦原温泉に泊まるのがベターですが、安く済ませるなら福井市内のビジネスホテルとかカプセルホテルになります。

私の場合、絶妙な値段の宿しか見つからず駅近くのビジネスホテルを泣く泣く予約。そういえば年末だった。繁忙期は早めの予約が大事ですね。

晩御飯は、名物のソースカツ丼をいただきます。はじめは、こんなものコメの上にカツが乗ってるだけでしょ?と思ったけど、これはうまい。

ひとくちカツをかじると、じゅわあっと肉の味とソースの味が飛び込んでくるので、そこでお米をガッつく。おいしい。

福井のお米はさすが北陸の雪解け水を吸って育ってるだけあり、なかなか食べごたえがあります。

もちろんお酒も進みます。ご飯物なので、お酒は梅酒をチョイス。もちろんロックです。


行程二日目。


さて、お酒のせいで、早起きしようとしたのにチェックアウトぎりぎりの起床となってしまいました。荷物をさっとまとめ、自分でも驚きの、目覚めから10分でチェックアウトを達成します。

6)永平寺へ!煩悩どっかいけ!!!

この日は永平寺と、福井の街巡り。まず福井駅前から出るバスに乗ります。

ええ?えちぜん鉄道乗らないの?と思われるかもですが、永平寺へは電車よりもバスが便利なんです。永平寺までビューンと30分、720円で門前まで連れてってくれます。

私はこのとき寝ていたので何も覚えてません。まぁ眠れたということは、えちぜん鉄道よりはいい椅子だったということなのでしょう。

さて、永平寺は日本史の教科書に載るくらいには大規模なものです。曹洞宗の総本山にあたります。

ーーーーーここから日本史嫌いが読んではいけないところーーーーーー

曹洞宗は鎌倉仏教でいうところの、禅宗のひとつです。南無阿弥陀仏の浄土宗や「踊り念仏」の時宗の影に隠れて、なかなか日本史の点が取れないやつです。

センター試験で苦戦した人もいるはず。かくいう私も鎌倉仏教で発狂しかけたひとりです。

ーーーーー日本史コーナー終わりーーーーー

境内は小川が流れ、とても静かで、庭の苔岩や鬱蒼とした針葉樹が静けさを演出します。

とても心が落ち着く空間で、響き渡るのは鳥のさえずりと自分の足音くらい。あと中国人観光客の話し声。お前らうるさいんだよ。

いわゆるインスタ映えは程々ですが、ゆっくり巡るには絶好でしょう。

本堂にたどり着くと、訪れた人が仏像を前に座り、心を落ち着けていました。

7)帰り道は寄り道しよう。鯖江(さばえ)と武生(たけふ)。

福井に戻り、電車で鯖江に向かいます。有名な眼鏡の街です。大学時代のアルバイト先で、上司がこの街出身だったんですが、常にメガネをかけていたことを思い出されます。

駅でぼーっとしていると、特急列車が通過していきます。電車が来るときはトトロの曲とディズニーの曲が流れるので、通過していくサンダーバードもまるでアトラクションのよう。

街に出て散策します。レトロな建物が多く残っております。おそらく昭和中期、なかには大正時代から残り続ける建物もあります。

ところどころ朽ちたり錆びたりしているこの建物たちは、北陸特有のドカ雪に耐えながら、ずっとこの街を見守ってきたのでしょう。

そんなこんなで街を散策していると、いつの間にか福井鉄道の西鯖江駅にたどり着きます。ここで路面電車に揺られて、武生へ向かいます。

武生も古い建物が残り、思わず写真をとりたくなるところ多数。とはいえ年末の真っ昼間、なにも面白い店などはやっていませんでした。バーっぽい建物もあるので、夜に来ると楽しいかもしれません。

しかし私は名古屋に帰らねばなので、武生で列車を待ち、名古屋へと帰路についたのであります。


まとめ。クリスマスにディナーを食べてラブホに行く金があるなら福井にいけ。


ガラガラすぎる温泉帰りの社内。

というわけで、別に右翼でもないのにもかかわらず、クリスマスに非常に日本的な生活を送りました。

旅というものは帰ってきたらいろんな人にその旅程を話したくなるものですが、この旅は「お前、クリスマスにそんなことして可哀想だな」と言われてしまうので、こっそり胸にしまっておきましょう。

そう、この旅において肝心なのは「一人であり行動的縛りがない」「青春18切符で動き回れる時期である」「土日」という面もありますが、

まずなにより「クリスマス関係ない場所を中心に巡る」ことにあります。

福井とはいえ中心部は栄えているので、うっかりクリスマスバーゲンなどに足を突っ込まぬやうに。

そして仕事納めをし、年賀状と大掃除をやっつけ、いつの間にかクリスマスなどなかったかのように年を終えていくのです。心にかすかな後悔と、大きな満足感を抱えて。


おまけ。グルメ!


福井の料理といえば?と聞いて出るのはやはりソースカツ丼でしょう。

ソースカツ丼は、まじでうまい。

私が行ったのは甚右衛門という居酒屋で、ビールも美味しかったですが、ご飯物なのでどちらかというと本文で示したとおり、梅酒のほうが良く合いました。

ここも美味しかったですが、もしかしたらもっと美味しいところがあるかもしれません。なので、情報提供いただける方がいれば、ぜひコメント欄かSNSで教えてほしいところです。

ソースカツ丼とは対象的に、名物アピールが激しかった「越前そば」は芦原温泉と永平寺の二軒をまわりましたが、どちらも全然大したことなかった。運が悪かっただけかもしれませんが。

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