旅して感じる、複々線の喜び。

複々線。

おそらく聞き慣れない言葉だと思います。

みなさんは知ってますか?



当然知ってませんよね!

そんな人は読まないほうがいいよ!

これは鉄道用語で、

レールが4レーン並んでいる状態のこと。

首都圏関西圏ではよく見られますし、

地元の名古屋でも名鉄が金山〜神宮前の一区間のみ、

複々線を採用しています。


今宵は、

この複々線って、ほんといいですよね。

って、とんでもなく、ぶっとんだお話。


そもそも!そもそもですよ。

「複線」なんて、

日本中にありふれすぎて、

なんの有り難みも感じられないのです。

しかし、これが「複々線」になったらどうでしょう。

一気に日常は非日常となり、

ガラッと空気が変わります。


この複線→複々線の高揚感は、

名古屋の名所が

「名古屋テレビ塔」→「ツインタワー」

に進化したときや、

小学生時代、遊びに行く際、

親に「何しに行くの?」と聞かれたときの

「ひとりであそんでくる」→「ともだちとあそぶ!

という優越感の違いに近いです。伝われ。


ま、なにはともあれ、

「複々線」という景色は、特別なのです。

複々線や、ああ複々線や複々線や、

と俳句の一つでも読みたくなります。(字余り)


しかもこの「フクフクセン」というワードが良い。

幸福の福が溢れ出ているような、

このふっくら感。ふっくふくです。

なんか無性に肉まんが食べたくなってきました。

みなさんも声に出してみてください。

ふくふくせん。

複々線は、

存在するだけで人に幸せを感じさせるパワーを持っているのです。


そして、実際の複々線をみるとまたすごい。

ひっきりなしに電車がやって来て過ぎていく。

ゴーッという音とともに普通電車から特急列車までが、

バンバンと複々線を駆け抜けていくんです。

これがまた胸がすくような気持ちよさで、

しかも飽きが来ない。


これが例えば30分に一本しかないようなローカル線だと、

「ただそこに線路があるだけ」

の状態が長すぎて間延びしてしまいますが、

複々線は「静」と「動」がちょうどよいバランスで、

「そろそろ電車が来ないかな」と思った時に来てくれる。

これは嬉しい。


まあここまで書いてなんとなく、

鉄道好きの一部しか共感できないことなんだろうなあ、

とは思いますが、まあ気にしない。

複々線の話を続けます。


複々線の最も感動するシーンは、

同じ方向に2つの列車が並走して走るシーンに尽きると思います。

特にこう、

特急列車のような特徴的な車両が、

仲良くピッタリ並んで走り抜けるさまは気持ちがいい。

鉄道少年の頃に感じた気持ちを今でも味わえます。


なんと言えばいいのか、

電車が2つ並んでいると、

かの有名な「ブルーインパルス」

が曲芸飛行をしている時のような感覚に近いんです。

アンサイクロペディアより。


あのシーンに乗りあわせた乗客は、

きっと

「おい頑張れ!自分の電車!」

「もうちょこっとスピード上げろ!」

と心のなかで思うだろうし、

運転士も

「隣の野郎に負けるもんか!」

「駅に到着すすギリギリまで加速してやる!」

「ザマア見ろ、向こうのレーンは黄色信号だぜヒャッハー!!」

と思ったりしているにちがいない。


というわけで、

日々の生活にちょっとした刺激がほしいと感じたら、

複々線を観察しに行くことをおすすめしたいです。

では、最後は一緒に。

ふくふくせん!

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