名古屋は”値打ち”を重視する【名古屋文化】

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さて、名古屋の人間が名古屋メシを語るの巻。

名古屋の食べ物ときいて多くの人がイメージするのは,

味噌カツや味噌煮込みうどんなどの味噌料理か、

きしめんや天むすなどの手軽なランチか、

あるいはういろうなどのスイーツをイメージするかも知れません。

こうした料理はたしかに名古屋の名物料理で、

県の内外に数多くのファンをもつ食べ物です。


そして、別の意味で名古屋名物になりつつあるのが、

よくネットニュースで面白おかしく紹介される

「マウンテン」

『いちごスパ』を筆頭とするゲテモノ。

フォト蔵より


正直こんなのを名古屋名物として持ち上げるのはほんとにもうね、呆れちゃう。

一番嫌なのは「名古屋人はゲテもんばっか食っとる」とか、

そんなん言われとるんじゃないかって、

不安になってまうことだわ。

あんなん名古屋人もよう食わんわ!

姿かたちが違っていても同じ人間だわ!

てか姿かたちも一緒だわ!!!


名古屋めしにはよ、ひとつの共通ワードが有るんだな。

それが「お値打ち価格」。

これ、ナゴヤ人にはめっちゃよく響く言葉なんだわ。


名古屋は、

例のゲテモノ料理の「マウンテン」も、

喫茶店の「モーニング」も、

最近スタバのライバルみたいに言われとる「コメダ」も、

まあ量が多いのが特徴なんだわ。

名古屋人は物を買うとき、「価格帯効果(コスパ)」

が良いかどうかが一番大きな決め手だで、

金銭的にはちいとばかし高くても、

そのものの価値さえ見いだせりゃー、ためらわず財布を開いてまう。


だもんで、

「いかにサービスを高めるか」

ということを研究してきた地元の飲食店なんかは長く続いとるけど、

東京や海外から出店してきた店は結構苦戦しとるらしいよ。名古屋も結構ケチなんだわ。

しかも大阪のケチとは違っとる。

向こうはとにかく安いもんなら大歓迎!な横着いスタイル。

「モニタリング」とかでも、無料の生きたタコをそのままでかっさらってくシーンなんかが放送されとったけど、

あれが名古屋だったらまた違う結果になっとったと思うよ。

大須商店街みたいに人のどえらい多くおる場所だと、きっと誰もやらん。

人気のない場所にあれば、みんなこっそりケッタのかごに入れてくんだろうな。


あれ、いつのまにか名古屋弁になっとったわ。

まあこっちの方が気楽に書けてええけどよお。

参考資料
清水義範「雑学のすすめ」講談社文庫

雑学のすすめ (講談社文庫)
清水 義範 西原 理恵子
講談社
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山内淳史 Atsushi Yamauchi

山内淳史 Atsushi Yamauchi

1995年愛知県生まれ。大学時代に先輩に騙されて入った携帯屋のアルバイトでスマートフォンの魅力を知る。 機種の外観だけでスマホのメーカーと型番がわかるようになった頃、旅行にハマり、アルバイトの収入の大半を旅行につぎ込むようになる。おかげで日本中の人と地元トークができるようになり、その謎知識から現在の職場では営業先の地方にいるお客様を不必要にビビらせている。 ブログ歴は2009年から書いており10年目。現在のブログは3代目。 「手のかかるロビンソンだなぁ」(isuta1205.com)のほかに寄稿多数。 「KOKACARE」(http://healthcare.halfmoon.jp/blog/) 「EDIT知多半島」(http://chitahantou.net/)など。

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