【韓国】大雪の仁川空港滞在記。空港周辺はもはや廃墟だった。

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こんにちは!山内淳史です。

この記事は、2017年12月にフィリピンに行く途中で立ち寄った、インチョン空港内の日記です。トランジットのため丸一日滞在しましたが、行く先々で韓国にカルチャーショック受けまくってます。オリンピックで盛り上がる韓国、空港内だけですが、楽しんでいただければ幸いです。


雪降りしきる、韓国へ


さて。スーツケースはおっけい。カバンもおっけい。薬局でアスピリンとストッパを買い、フィリピンへ持っていくお土産を、近所の「ザ・ダイソー」で全て揃えた。

一緒に行く友人を迎えに行き、翌朝5時、自宅を出て、中部空港へ。

さあ!フィリピンにレッツゴー!!!

…とは、いかなかった。

今回は、今まで使っていた「フィリピン航空」ではなく、より安い「チェジュ航空」でいく。チェジュは漢字で「済州」と書くが、これは韓国の航空会社だ。
だから、仁川空港を経由する。経由するだけなら構わないのだが、本来夕方に出発する飛行機が欠航になり、その日の朝9時に出発する飛行機で行くことを、余儀なくされたのだ。だから、仁川空港でまさかの10時間待ちである。
フライトそのものは順調で、乗り心地も椅子の狭さを除いて不満はなかったが、仁川に着陸するや否や、飛行機が急停止。キキッ!という音を立て、誘導路にそのまま、止まってしまった。

「インチョンコクサイクウコウハ、セキセツノタメ、たーみなるガスベテウマッテイマス。ソウイウワケデ、20プンホド、マチマス。ゴショウダクヲ、オネガイシマス。」

チェジュ航空のCAがたどたどしい日本語でそうアナウンスすると、本当に20分ほど飛行機は止まり、空港の中に入れたのは本来の予定より30分ほど後のことだった。

そして、空港でWi-Fiに繋いだ途端に飛び込んできた通知には、
「セブ行き 30分遅れ」
とあった。
うーわあ。これで10時間半待ちになってしまった。愛知県という温暖な県から、さらに南の国に行こうってのに、どうして私は、雪で足止めを食らっているんだろう。

仁川を大冒険!空港編


入国審査。


仁川国際空港。
アジアのハブ空港という異名を持つとおり、その規模はかなり大きい。まずWi-Fiがとても早い。そしてものすごく空港が綺麗だ。空港内の施設も充実していて、免税店が軒を連ね、フードコートの端から端まで徒歩で5分以上かかる。

ほかにも無料の美術館、韓国文化体験コーナー、お昼寝用のラウンジ、充電スペース。至れり尽くせりである。特筆すべきは電子案内板、韓国語や英語だけでなく、中国語や日本語もある。翻訳の質はさておき。

とはいえ、こうしたものの多くは出国しないと出会えない。トランジットの待合室内で過ごすには暇すぎるので、出国することにした。

韓国の入国カードでは、滞在先住所がでかく、黄色くハイライトされ、必ず書くようにうながされる。仕方ないのでグーグルマップで適当に空港のホテルと住所を書き込んで提出したが、なにも突っ込まれなかった。さらには同行している友人は空欄で提出したが、乗り継ぎの暇つぶしであることを説明したところ、すんなり通してもらえた。

さて、これで韓国にて自由時間だ。

明洞という繁華街に出てもよかったのだが、7時前には空港に戻って来なければいけないことを考えると、行き帰りに1時間かかること、電車が遅れるリスク、時間を気にしながら過ごすという気分の悪さ、それぞれひっくるめてボツになった。


カルチャーショック。韓国料理


空港内で昼食を取ることにしたので、フードコートで適当に店を探す。さすがハブ空港だけあって、いろいろな国の料理が並ぶ。

「せっかくだから韓国料理食べたいことね??」

と、同行している友人が韓国料理店を指差した。異論なし。さすがにいくら韓国とはいえ、トイレのタワシで食器を洗うことはなかろう。

さっそく店に入り、メニュー表を見た。うわあ、韓国料理ばっかだ。(当たり前である)

そこで私はなにか麺の食べ物を注文した。何かはよくわかっていなかったが…店員さんはとても愛想よくしてくださった。

15分ほどして、料理が運ばれてくる。

やってきたのが…これだ。

なんじゃこのパラレルワールドに存在する冷やし中華みたいな物体は…

麺の上には半切りにされた卵に、ベーコン、大根。そこにしこたまキムチが掛けられている。コメの上にキムチならわかるが、麺の上にキムチという事例はなかなか見ない。

しかも、この麺には重大な欠陥があった。

箸でちぎることができないし、解くこともできないのだ。

麺同士が深くからまり、もはや解こうにもどこが始点かわからない。

(韓国人は麺のキムチ乗せを丸かじりして食すのか…?)

そんな疑問が渦巻いていたところ、ふと視線を右にやると、おもむろにハサミが置いてある。

ハサミの刃をキムチに突っ込んでジョキっとすると、麺がしっかり切れている。

これが正しい作法なのかは知らないが、これでようやく食べられる。左手にハサミ、右手に鉄製の箸を持って、韓国のキムチのせ麺を楽しんだ。

おいしくなかった。

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仁川を大冒険!廃墟編


謎の廃墟Eマート


お腹も膨れたところで、空港周辺の暇つぶしはないのか?とググってみると、eマートというショッピングモールまで無料のバスが出ているとのこと。買い物をする気はないのだが、せっかくなので、向かってみる。

空港のバス乗り場は外にあり、雪が降りしきる中でとても待てるものではない。そこでバスが近づくまで空港内のギリギリ暖房が効いた場所に立ち、バスが来たら飛び出す作戦をとった。

ほぼ定刻通りバスが来たので、室内からダッシュしてバスに飛び乗る。

バスから見える景色は、一面の銀世界の中に、大きなホテルやオフィスが立ち並び、美しいとも殺風景とも言える。その中に、9階建のeマートが姿をあらわした。見た目は、新宿伊勢丹か、三越のような荘厳な佇まいで、海外からくる人々で賑わっているのだろう…と思わずにはいられなかった。

だが!!!

しかし!!!

この建物!!!

驚くことに、テナントは「2つ」しか入っていない。

9階建の百貨店に、スーパーマーケットとヘアサロンしか営業していないのだ。

しかもどちらも地下で営業しているので、外からこのデパートを見ると、ほぼ廃墟なのだ。

どういうことなのか、説明しよう。

まず1階に入ると、地下へ続く階段と、エレベーターと、その先にパーテーションで締め切られた、埃の積もった真っ暗なエントランスが見える。

パーテーションに沿って行くと、下り階段にたどり着く。その先にスーパーとヘアサロンがある。

はい。以上。

お店、以上。

一応エレベーターなどで上に上がることはできるのだが、店は全て厳重に締め切られていて、入ることはできない。こんなにも立地がいいのにもかかわらず、である。

たしかに日本でも関空のりんくうタウンや、中部のりんくう常滑など、空港周辺の開発は滑ることが多いのだが、ここほど酷い例は聞いたことがなく、私たち一行はただただ呆然とするばかりだった。


空港内で、暇つぶし。快適な仁川国際空港


こうして私たちは夜中のセブ便を待つべく、空港でひたすら「大富豪オンライン」をして、暇つぶしをしいられることとなった。

途中、ロッテリアでコーヒーやポテトを買い足す。カフェラテ一杯でもきちんとクレジットカードに対応してくれるのはありがたいが、そもそものカフェラテがゲロマズなのはなんとかせい。(韓国ではなくロッテリアが悪いんだけども)

日がくれて来たので、改めて入国検査をすることにした。免税店が所狭しと並び、LINEのキャラクター「コニー」「ブラウン」などが迎えてくれる。小さな子供がそのLINEのキャラクターの前で記念撮影をしていた。だから我々も記念撮影をすることにした。

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フードコートやコーヒーショップなどもきちんとあり、トイレも綺麗で、仮眠スペースがひろびろと取られており、一切不足を感じないのは素晴らしいと思えた。広すぎて迷子になるのはちょっと困った。

ひとまずこの日は深夜便でセブへと向かった。21時発予定だったのが、結局離陸したのは23時過ぎだった。

いずれは韓国を目的地にする旅行ができればいいなあ。

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山内淳史 Atsushi Yamauchi

山内淳史 Atsushi Yamauchi

1995年愛知県生まれ。大学時代に先輩に騙されて入った携帯屋のアルバイトでスマートフォンの魅力を知る。 機種の外観だけでスマホのメーカーと型番がわかるようになった頃、旅行にハマり、アルバイトの収入の大半を旅行につぎ込むようになる。おかげで日本中の人と地元トークができるようになり、その謎知識から現在の職場では営業先の地方にいるお客様を不必要にビビらせている。 ブログ歴は2009年から書いており10年目。現在のブログは3代目。 「手のかかるロビンソンだなぁ」(isuta1205.com)のほかに寄稿多数。 「KOKACARE」(http://healthcare.halfmoon.jp/blog/) 「EDIT知多半島」(http://chitahantou.net/)など。

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